別府史之選手移籍!
2020年12月8日、EFプロサイクリングチームが現在NIPPO・デルコ・プロヴァンスに所属している別府史之選手の移籍を発表しました。
EFプロサイクリングチームとは?
つい最近もジロ・デ・イタリアで話題をさらったチーム。アメリカ籍のUCIワールドツアーチームです。
創設年は2003年。現在の使用自転車のメーカーはキャノンデールです。
2019年に当時のチームスポンサーであったキャノンデールが撤退しチーム名が変わりましたがキャノンデールは引き続き機材供給を行っています。
別府史之選手について
別府選手はロードレースで2回、個人タイムトライアルで3回、合計5回もの日本チャンピオンを経験している他
2008年ロードレースアジアチャンピオン、そして6度もグランツールを走った熟練のベテランライダーです。
個人的にはチーム内ではリーダー的存在と言えチームを引っ張っていく役目も担っていくと思います。
実際に別府選手も
『長年の経験を生かしチームを先導し、チームを勝利に導いていきたいです』とコメントをしています。
別府選手のコメント
「2021年1月1日付で、UCIワールドチーム、EFプロサイクリングチームに移籍することになりました。
幼少時からヨーロッパのプロサイクリングに憧れて、9歳から競技を始め、高校卒業後にヨーロッパに渡りました。
そこでの成績が認められ、2005年には念願だったプロ選手になりました。
それから一年一年積み重ねて走ってきました。来シーズンでプロ生活は17年目になります。
さらにフランスのアマチュアカテゴリーで走ってきた3年間を加えると、もう20年もの月日をヨーロッパで過ごしてきたことになります。
そして新たにもう1年しかもワールドツアーチームで戦えることは、とても光栄であり、幸せなことです。
チームのメインスポンサーであるEF(エデュケーションファースト)とは、50年以上の歴史を持つ世界規模の語学学校・留学エージェントであり、とてもインターナショナルな企業です。
またチーム自体は、他のプロチームと比べてもユニークです。サイクリングウェアや自転車はいつも華やかですし、クラッシックやグランツールでも数々の素晴らしいリザルトを収めています。
運営もとても組織化されてます。このコロナの状況下でも、来季に向けてしっかりしたコミュニケーションが取れています。
もちろんチームワークもよくて、その一員として走れると思うと、気持ちが高ぶります。
長年の経験を生かしチームを先導し、チームを勝利へと導いていきたいです。
新型コロナウィルスの影響で、今年の春先は、外で自転車に乗れない日々が続きました。だからこそロックダウンが解けて外で走れるようになった時には、改めて自分が生きていることを実感しましたし、このスポーツが大好きなのだと再認識しました。
まだまだ厳しい状況は続きますが、しっかりと準備をして2021年に備えたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いします。」
から引用
やはり世界最高峰のカテゴリーチームでまた走れることは別府選手にとっても大変光栄なことなんですね。
EFは日本人2人に。
EFプロサイクリングチームにはすでに中根英登選手が移籍することが決まっており、これで日本人ライダーが2人になります。
世界の大舞台で日本人が活躍することほど嬉しいことはないですが、この2人も大きな活躍をしてくれること間違い無しだと思います。今後の活躍に期待したいですね。
日本人2名にも期待!
いろいろと今年は目立ったEFプロサイクリングチームですが数々の輝かしい実績を挙げています。
そこに日本人のベテランライダーが2人加わったことでますます目が離せないチームとなりました。
今後はこの二選手も含めどういった活躍をしてくれるのか今から楽しみですね!