はじめに
今回はスポーツ自転車用ライトとヘルメットについてとそれぞれのおすすめモデルの過去に投稿した記事を軽くおさらいしながらまとめてみました。
スポーツ自転車用ライトについて
明るさ表記ルーメンとは?
ルーメンとは簡単に言うと光源の明るさつまりライトが出している光の強さそのものをあらわしています。
数字の数が大きければ大きいほど明るくなります。
ちなみにこの表記以外にもカンデラなどの表記もあるのですが、近年はルーメンに統一されつつあるそうです。
どれくらいの明るさ必要?
夜間に走ること前提で話しますが、筆者のおすすめとしては400ルーメン以上あった方がより安全にライドが楽しめると思います。
出典:キャットアイ
それ以下の明るさだと街灯がしっかりある市街地などでは走れても路地裏や住宅街などでは物足りないように感じます。
というか真っ暗で怖いです。
スポーツ自転車用ライトおすすめモデル
昼間でも活躍!
スポーツ自転車、特にロードバイクなんかは、車道を走ることの多いと思います。そんな時気をつけなければいけないのが走行中の自動車だと思います。意外とドライバーは様々なところに気を配っているので、自分の自転車に気づいてくれない可能性があります。そんな時に一役買ってくれるのが自転車用テールライト(リアライト)です。
このことからも日中でもリアライトは必要だと筆者は思います。
どのくらいの明るさ必要?
明るさは100m後方からでも確認できるのが1つの基準で、その明るさは10-15ルーメンと言われています。
少なくともこれ以上明るいライトを選んでおけば高い安全性を得ることが出来ると思います。
スポーツ自転車用ヘルメットについて
ヘルメットの重要性
まず、筆者の考えとしてヘルメットは自転車を購入する際に、真っ先に購入検討するべき自転車アイテムだと思っています。
なぜなら自転車を乗っている際に最も守るべき、頭部を保護する唯一のアイテムだからです。
自転車のヘルメットが着用努力義務になった今、ヘルメットは今後も自転車に乗るうえで欠かせない存在になっていくと思います。
第一に、ヘルメットを着用している際と着用していない際を比較した場合、ヘルメットを着用していない際の転倒時の頭部への危険性が大幅に上がってしまいます。
内閣府の調査によると、自転車乗用中の事故による死者のうち、主に「頭部」を損傷した人の割合は55.7%となっており、これは全体の半数以上に及びます。
具体的な数字としては、自転車乗用中の事故による死傷者数(863,116人)のうちヘルメット着用者の数は77,526人に対し、ヘルメット未着用者の数は785,590人と大きな差があることもわかっています。
つまりヘルメットを着用する。たったそれだけで死亡率を大幅に下げられるということです。
出典:https://www.ms-ins.com/labo/higoro/article/20231005.html 「内閣府│令和5年版交通安全白書 全文(PDF版)
実はヘルメットは一度購入したら、10年も15年も使用可能というわけではなく、ある程度使用したら買い替ることを前提としたアイテムでもあります。
その寿命は、毎日使用したとして、約3年〜5年と言われています。
もちろん、これは破損させずに使用した場合に限ります。
万が一、激しくぶつけたりした場合は、さらに製品寿命が下がってしまいます。
なので、ヘルメットは定期的に新品に買い替えましょう。
結論から言うと自転車乗車時のヘルメットの着用率は上昇しているものの以前低いままです。
東京都に至っては2024年1月時点の着用率は9.1%と全国平均を下回っている状況です。
警察庁のデータによると、全国で昨年(2023年)1~12月に起きた自転車事故の死傷者のヘルメット着用率は、13.5%でした。(前年から3.6ポイント増)
ちなみに着用率が増えたのは改正法施行後の4月。
1~3月は9%台、5月以降は4月とほぼ横ばいだったそうです。
では年代別ではどうなんでしょう。
内訳は9歳以下が最も高く、前年比10.0ポイント増の37.9%。10代が同3.3ポイント増の19.1%でした。
これは自転車で通学する中学生の着用率が高いことが要因とみられるそうです。
また、最も低かったのは20代で7.2%。上昇幅も1.4ポイントと最小でした。
70代以上はいずれも1割を下回っている状態です。
引用:警察庁
また、警察庁によると、ヘルメット非着用者が事故に遭った際、頭部が致命傷となって死亡した割合が着用者の約2.4倍に上ったそうです。
このことからヘルメットの着用率は年代によって大きく差があることがわかると思います。
着用努力義務だが罰則はあるのか
結論から言ってしまうと努力義務には法的拘束力はないため、守らなくても罰金などの罰則はありません。
「〜するよう努めなければならない」となっているように、ヘルメットの着用はあくまでも努力義務です。
しかし、罰則はなくともヘリメットを着用しているのとしていないのでは、事故時の死亡率は大きく変わってきます。
警視庁の統計によると自転車事故で死亡した人のうち、なんと64.9%もの人が頭部の損傷が致命傷になっています。
引用:警察庁
スポーツ自転車用ヘルメットおすすめモデル
おすすめヘルメットメーカー5選
BONTRAGER(ボントレガー)
ボントレガーはアメリカの巨大自転車メーカーのトレックの傘下です。
最先端のテクノロジーで開発されるヘルメットは機能性、デザイン性共に人気があります。
GIRO(ジロ)
アメリカンブランドのジロはそれまでのヘルメットとは異なる画期的な構造のヘルメットを世に送り出し、自転車用ヘルメットのあり方に多大な影響を与えました。
OGK KABUTO(オージーケーカブト)
自転車のヘルメットの他にオートバイのヘルメットも製造する日本のメーカーです。
日本人に合わせた設計なので海外のヘルメットが合わないという方にオススメのヘルメットメーカーです。
レクト
レクトはオージーケーカブトのエントリーモデルです。
日本人にフィットするコンパクトなデザインでレースにも対応できます。
価格も1万円を切り、初めてのヘルメットにおすすめです。
MET(メット)
イタリアのメーカーであるメットは軽量性と高い安全性を両立した人気のメーカーです。
デザイン性も高く機能も失われていないので頭部までおしゃれにまとめたい人にはおすすめです。
KASK(カスク)
イタリアに本社があるカスクは自転車のみならず、スキー、登山、建設現場など様々な分野で最新のヘルメットを開発しています。
2004年創業とまだ若い会社ですがその革新的なデザインと性能は高い信頼を得ています。