はじめに
今回はロードバイクの中で快適性の高い、エンデュランスロードバイクのハイエンドモデルのおすすめ7選をご紹介します。
エンデュランスロードというと長距離を楽に走るだけというイメージが強いですが、ハイエンドモデルのエンデュランスロードバイクは、プロレースでも使用されているほど、走行性能に関しても考えられて開発されており、高い快適性とロードバイク特有の軽快感が両方味わえてとてもおすすめです。
今回は、そんな超がつくほど快適で速いバイクたちの中からおすすめのモデルをご紹介します!
エンデュランスロードバイクの特徴
エンデュランスロードとは、ロードバイクジャンルの中でも長距離走行や乗り心地に特化したモデルのことを指します。
基本的には、ジオメトリーがゆったりとしていて、レーシングモデルより上半身が起きるようになっていたり、車体の重心が下がっているといった特徴があります。
今回ご紹介する価格帯はカーボンフレームが主流で、各社が開発に力を入れる最新テクノロジーやシステムを採用し、レーシーな走りも可能ながら長距離のサイクリング、ロングライドやグランフォンドイベントなどでも活躍してくれるロードバイクです。
また、近年はブレーキシステムにディスクブレーキを採用することが多く、軽いタッチでブレーキングが可能になり、天候問わずサイクリングを楽しめます。
ハイエンドエンデュランスロードバイクおすすめ7選!特に性能の高いものを厳選してご紹介!
スペシャライズド エスワークス ROUBAIX
実績も人気も一流なこのエスワークスROUBAIX。
それもそのはずで、このロードバイクはあのパリ・ルーベで7度の優勝に輝いたことがあります。
スペシャライズドが自身を持って、「Smoother is Faster(スムーズさ=速さ)」を証明してきた』と謳うモデルです。
Future Shock 2.0というダンピング調節と高い操作性を可能にしたシステムはこのバイクの乗り心地向上に大きく貢献しています。
また、その他の性能も抜かりがなく、Tarmac SL6よりも優れる空力性能と、Rider-First Engineeredを使用したフレームは56サイズで900gを切るなど軽量性にも優れています。
タイヤ幅は最大で33mmまで対応しており、それによるクッション性の影響は、先述の通り、パリ・ルーベでの実績を考えるとまさに鬼に金棒です。
ピュアレーシングモデルに勝るとも劣らない、そんなエンデュランスロードが欲しい方にぴったりです。
フレーム:カーボン
ブレーキ:ディスク
メインコンポーネント:シマノデュラエースR9200
タイヤ幅(標準):700×28
重量:NA
サイズ:49,52,54,56,
価格:1,650,000(税込)
要在庫チェック
キャノンデール シナプス Carbon1 RLE
キャノンデールが誇るエンデュランスモデル、シナプスの最上位モデルです。
リアトライアングルにフレックスゾーンを組み込むことで、重量増を抑え、なおかつ快適性が大幅に上がっています。
軽量なカーボンを構造体に使用することで、空力性能の高いエアロデザインのフレームとフォークを初めて採用させています。
各サイズごとに適切なカーボンレイアップを調整させているので、全てのサイズで妥協のない乗り味が可能になっています。
最大タイヤ幅は35mmと未舗装路も走れるほどの余裕を確保し、複数のボトルマウントがついていることも、このバイクの魅力の一つです。
フレーム:カーボン
ブレーキ:ディスク
コンポーネント:シマノデュラエースR9200 Di2
タイヤ幅(標準):700×30
重量:8.3kg
サイズ:48,51,54
価格:1,320,000(税込)
要在庫チェック
コルナゴ C68 Allroad (フレームセット)
このロードバイクは、昨今多様化するサイクリストのニーズに応えるべく、コルナゴが新たに設計をし、誕生したロードバイクです。
Cシリーズの伝統を受け継ぎ、イタリアの工房で職人の手によって1本ずつ組み上げられるというフレームは、その熟練の手法による高い完成度だけでなく、多くのサイクリストを魅了するデザインの美しさも魅力の一つです。
4つのC(Carbon / Colnago / Cambiago / Class)を冠するコルナゴの魂を受け継ぐと、コルナゴが自慢するこの妥協のないC68 Allroadは、歴代のCシリーズにおいて初めて登場したオールロードモデルでもあり、今までの伝統を受け継ぐ、真のコルナゴのロードバイクともいえます。
フレーム:カーボン
ブレーキ:ディスク
コンポーネント:NA
タイヤ幅(標準):NA
重量:NA
サイズ:430 / 460 / 490 / 520 / 550 / 580
価格:1,023,000(税込)
ウィリエール グランツーリズモ SLR (フレームセット)
ウィリエールのエンデュランスモデルでもある、グランツーリズモの最上級がこのSLRです。
新開発のダンパー機構”ACTIFLEX2.0”を搭載した新型のグランフォンドバイクであり、快適さはもちろんのこと、高い空力性能と軽量性も持ち合わせた、まさしくどんなシチュエーションにも活躍できるロードバイクとなっています。
また、ワイヤー類がフレームフル内装になっていて、それによる見た目は美しいの一言に尽きます。
確かな性能とどこへでも走り続けたいと思う、あなたの欲望を全て叶えてくれるロードバイクです。
フレーム:カーボン
ブレーキ:ディスク
コンポーネント:NA
タイヤ幅(標準):NA
重量:NA
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:710,000(税込)
ピナレロ X3
『伝説のパフォーマンスDNAを放棄せずに一日中快適なジオメトリーを新たに設計しました。』
と自慢げに掲げられているこの信念は、すでに幾多のレースや選手によって、それが嘘ではないことが証明されています。
そんなピナレロのエンデュランスロードバイクであるX3は、快適性と耐久性、高い反応性に優れています。
新しいリアトライアングルは、走行中の振動を分散させるために特別な設計がなされており、ライダーの背中への負担を軽減、長距離ライドをより快適なものになるよう工夫がなされています。
タイヤ幅も最大32mmと余裕があり快適さに一役買っています。
フレーム:カーボン
ブレーキ:ディスク
コンポーネント:シマノ105 Di2
タイヤ幅(標準):NA
重量:NA
サイズ:43, 46, 49, 51.5, 53, 54.5, 56, 58, 60
価格:700,700(税込)
ジャイアント デファイ アドバンスド PRO 1
最大で35mm幅のタイヤに対応し、エンデュランスライドに最適化されたフレームは、高い振動吸収性に優れます。
ジャイアント独自のシステム『D-FUSEテクノロジー』と合わさることで、高い快適性と走破性能を両立しています。
コンポーネントもシマノのアルテグラ DI2 12sとすることで、他メーカーと比べて若干のコストダウンに成功させながらも、ジャイアントの信頼のおけるオリジナルパーツブランドを、ハンドルやシートポスト、ホイールなどに採用することで、高い性能とバイクバランスの良さを実現させています。
買ったらすぐさまライドに繰り出せる、そんな一台です。
フレーム:カーボン
ブレーキ:ディスク
コンポーネント:シマノ アルテグラ Di2 12s
タイヤ幅(標準):700×32
重量:7.6kg
サイズ:410(XS),445(S),480(M),515(ML)mm
価格:814,000(税込)
トレック ドマーネSLR
ドマーネの第4世代としてデビューしたこのドマーネSLRは、驚くほどスムーズな走りと、軽さを兼ね備えたハイエンドモデルです。
ドマーネの快適さと万能さはそのままにしながらも、フレームにトレック史上最軽量の『OCLV800カーボン』を採用し、これまで以上に軽快な走りを実現、舗装路からグラベルまで幅広く楽しめる一台となっています。
路面の振動を和らげる、トレック独自の振動吸収システム『IsoSpeedテクノロジー』は、まるで、絨毯の上を走っているかのようと評されるほどです。
また、セミエアロフレーム形状、フレーム内蔵ストレージを備え、かつてないほど速く、利便性にも優れるエンデュランスロードバイクです。
フレーム:カーボン
ブレーキ:ディスク
コンポーネント:SRAM RED AXS 12s
タイヤ幅(標準):700×30 又は 700×32
重量:7.8kg
サイズ:47, 50, 52, 54, 56, 58, 60, 62
価格:1,820,390(税込)
まとめ
今回はエンデュランスロードバイクの中でも、特にハイグレードのものを中心にご紹介しました。
やはりどのモデルにも言えることは、快適に乗れるだけでなく、そこからいかにして速く走れるかなど、快適性だけではない特徴を持っていましたね。
そして、どのメーカーもプロ選手が使用することだけを想定するのではなく、私たちのような、アマチュアライダーにも寄り添った開発をしているようにも感じました。
今後も様々なメーカーに、ロードバイクという文化を様々な視点から盛り上げていってもらいたいですね!