はじめに
今回は『Di2』つまり、シマノの電動コンポーネントにアップグレードするメリットをご紹介したいと思います!
シマノのコンポーネントは機械式でも、どのグレードでも、しっかりと変速してくれますし、十分性能は高いですが、電動コンポーネント『Di2』にアップグレードすると、更なる感動を味わえますよ!
シマノDi2の特徴と種類
出典:https://www.cyclowired.jp/
シマノDi2の特徴
極めて迅速で、正確、そして信頼性の高いシフティングパフォーマンスによって、Di2はサイクリストとバイク間にかつてないほどのシームレスなインターフェイスを保証します。 世界最高のシフティングを生み出し、それを継続的に改良することは、絶え間ない技術の進歩を必要とする困難な仕事です。 ハードウェアからソフトウェアまで、シマノDi2テクノロジーは最先端であり、現在、そしてこれからも常に最高のライディング体験を提供できるよう努めています。
出典:シマノ公式ページ
Di2の特徴で機械式と大きな違いがあります。それはスイッチでの変速です。
機械式ではワイヤーを引っ張り、(又は張りを解除。)変速しますが、シマノDi2ではレバーのボタンをクリックするだけで変速できます。機械と電気の力が勝手に変速を行なってくれます。
そのため、ほとんど力を使わずに、しかも高精度にパッと変速できます。
シマノDi2の種類
・デュラエースDi2
ロードバイク乗りなら誰もが憧れるシマノの最高峰コンポーネントです。
このデュラエースは機械式の性能もピカイチで、世界の一流プロ選手が数々の勝利を量産させています。
そんなデュラエースの『Di2』は機械式よりも更なる変速性能の向上と、抜群のシフトフィーリングを味わえます。
(2023年現在、12s化を果たしモデルチェンジされました。)
・アルテグラDi2
アルテグラはデュラエースのテクノロジーを踏襲しつつ、一般のライダーにも手が届きやすいよう、価格を抑えた、コストパフォーマンスに優れた、シマノコンポーネントのセカンドグレードです。
セカンドグレードとはいえ、前述の通り、最高峰の技術を可能な限り落とし込んでいるので、十分なシフトフィーリングと変速性能を持ち合わせています。
そんなアルテグラのDi2は、性能と価格のバランスが素晴らしく、ロングライドやヒルクライム、さらには、レースにまでと、さまざまなシーンで活躍してくれます。
もし、初めて機械式からDi2にアップグレードするなら、このアルテグラが一番おすすめだと、筆者は思います。
(2023年現在、12s化を果たしモデルチェンジされました。)
・105Di2
105Di2はミドルグレードながらも、上位グレードに引けを取らない性能と、価格とのバランスを持ち合わせた最新モデルです。
脱初心者!コンポーネントをDi2にするメリット!
お待たせしました。今日のタイトルでもある本題のコンポーネントをDi2にするメリットのご紹介です!
1・変速性能の向上
先程、特徴の欄で少し説明しましたが、ワイヤーでの引張を必要としないので、正確な変速が可能になります。そのため変速性能の向上が見込める。ということになるわけです。
また、スイッチを押し込むだけなので機械式ほどの大きなストローク量も必要とされず、変速ミスも減ります。
疲れもおそらくDi2の方が貯まりづらいので、ロングライドにもピッタリです!
2・メンテナンス性の向上
全くメンテナンスの必要性がなくなるわけではもちろん無いですが、ワイヤーの伸びを気にする必要がなくなるので、結果的にワイヤー類のメンテナンスは、機械式ほどシビアにはならないでしょう。
また、ホイールを交換したりしてワイヤーの位置が動かなければ、Di2の場合、常に近くの最適なギアの位置にきてくれるので、調整もとても楽になります。
3・軽量化に貢献
実は、機械式のSTIレバーやFRメカより、電動式の方が軽く作られています。つまり、軽量化ができると言うことになります。
例えば、アルテグラR8000の場合、
R8020油圧機械式STIレバーの重量は約554g(左右ペア)、一方、R8050油圧Di2STIレバーの重量は約295g(左右ペア)となっています。その差おおよそ250g以上!これはかなり大きい要素だと思います。
さまざまな恩恵を受けられる!
今回はシマノコンポーネントをDi2にするメリットをご紹介いたしました。
変速性能が向上するだけではなく、軽量化や、メンテナンス性の向上など、さまざまなところで恩恵を受けられることが分かっていただけたかと思います。
プロ選手も使用するのも頷けますね!
興味がある方は、是非、自分の愛車のためにDi2にアップグレードしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!