【2026年版】Bianchi INFINITOを徹底解説|新型モデルの進化とロングライドにおすすめの理由
- Bianchi INFINITOとは?快適性と速さを両立するエンデュランスロード
- 2020年当時のINFINITOはどんなロードバイクだったのか
- 2026年に新型INFINITOが登場
- 新型INFINITOの最大の特徴「最新世代Countervail」
- 最大40mmタイヤに対応した走破性
- ダウンチューブ内部の収納スペースが便利
- INFINITOはエンデュランスロードなのに速い?
- 2026年のINFINITOのラインアップ
- INFINITOとBianchi Oltreはどちらを選ぶべき?
- INFINITOはどんな人におすすめ?
- 2026年にINFINITOを購入するならどのグレードがおすすめ?
- パリ〜ルーベとの関係から見るINFINITOの進化
- 旧型INFINITOから新型INFINITOへの進化
- Bianchi INFINITOは2026年に買う価値がある?
- まとめ|Bianchi INFINITOは「遠くまで走り続ける」ためのロードバイク
Bianchi INFINITOとは?快適性と速さを両立するエンデュランスロード
Bianchi INFINITO(インフィニート)は、イタリアの自転車ブランドBianchiを代表するロングライド向けロードバイクです。
Bianchiには、軽量性を重視したSpecialissimaや、空力性能を追求したOltreなど、性格の異なるロードバイクがラインアップされています。
その中でINFINITOが目指しているのは、長距離を快適に走りながら、ロードバイクらしい速さも楽しめることです。
単純に「楽に乗れるロードバイク」というわけではありません。
Bianchiが長年培ってきたレーシングバイクの技術を取り入れながら、長時間のライドで重要になる振動吸収性や安定性を高めていることが特徴です。
2020年ごろのINFINITOと比較すると、2026年の新型はさらに進化しています。
新型INFINITOでは、最新世代のCountervailを採用するとともに、最大40mmのタイヤクリアランスを確保。さらにフレーム内部の収納スペースも備え、舗装路だけでなくライトグラベルまで視野に入れたロードバイクへと進化しています。
つまり2026年のINFINITOは、従来の「エンデュランスロード」という枠だけでは説明しきれない、長距離走行と多用途性を両立したオールラウンドロードと考えた方が分かりやすいでしょう。
2020年当時のINFINITOはどんなロードバイクだったのか
2020年ごろのINFINITOは、現在よりも「エンデュランスロード」という性格が明確でした。
長距離を走ることを前提として、ライダーへの負担を抑えながら安定した走行を実現することを重視したロードバイクです。
当時のINFINITO CVで特に注目されていたのが、Bianchi独自の振動制御技術であるCountervailでした。
ロードバイクでは、軽量性や剛性だけが性能ではありません。
短距離であれば気にならないような路面からの細かな振動も、100km以上走ればライダーの疲労として蓄積していきます。
INFINITOは、こうした長距離走行における問題を考慮し、単純な軽量化だけではなく快適性にも重点を置いていました。
当時のINFINITOは、ロードレースで一瞬の速さを競うためのモデルというより、長距離を速く、そして快適に走り続けるためのロードバイクという位置付けでした。
この基本的な思想は2026年の新型にも受け継がれています。
ただし、現在のINFINITOはそこからさらに用途を広げています。
2026年に新型INFINITOが登場
2026年、Bianchiは新型INFINITOを発表しました。
今回のモデルチェンジで特に注目したいのは、従来のロングライド性能を維持しながら、より幅広い路面に対応できるようになったことです。
Bianchiは新型INFINITOについて、快適性と走行性能を融合したオールラウンドロードとして位置付けています。
これは現在のロードバイク市場を考えると非常に興味深い変化です。
近年は、ロードバイクでも28mmや30mm、32mmといった太めのタイヤを使用できるモデルが増えています。
さらに、舗装路だけでなく荒れた路面や未舗装路にも対応できる汎用性が求められるようになりました。
新型INFINITOもこうした流れを取り入れています。
従来のINFINITOが「長距離を快適に走るロードバイク」だったとすれば、2026年モデルはそこに**「どんな道を走るのかをライダーが選びやすい自由度」**を加えたモデルといえるでしょう。
新型INFINITOの最大の特徴「最新世代Countervail」
INFINITOを語るうえで欠かせないのがCountervailです。
CountervailはBianchiが長年採用してきた振動制御技術で、カーボンフレームに特殊な振動減衰素材を組み合わせることで、路面から伝わる振動を抑えることを狙った技術です。
新型INFINITOでは、このCountervailも最新世代へ進化しています。
Bianchiによれば、新世代Countervailは従来より20%軽量化され、シートポストにも組み込まれています。
フレーム、フォーク、シートポストを組み合わせて振動をコントロールすることで、長時間走行時の快適性と車体のコントロール性を高める設計です。
ここで重要なのは、Countervailを単純に「柔らかくする技術」と考えないことです。
ロードバイクは柔らかければいいわけではありません。
ペダリングした力を効率よく前へ進む力へ変えるためには、適切な剛性も必要です。
INFINITOはそのバランスを考え、速さを維持しながら長距離での疲労を抑えることを狙っています。
この特徴は、短時間の試乗よりも、50km、100kmと距離を伸ばしたときに実感しやすい部分でしょう。
最大40mmタイヤに対応した走破性
新型INFINITOの大きな進化がタイヤクリアランスです。
最大40mmのタイヤに対応できる設計となり、従来よりも幅広いタイヤを選択できるようになりました。
これは2026年のINFINITOを理解するうえで非常に重要なポイントです。
ロードバイクでは、タイヤを太くすることで空気量を増やしやすくなります。
適切な空気圧に設定すれば、荒れた舗装路や段差などから伝わる衝撃を抑えやすくなり、安定感も高められます。
さらに、40mm近いタイヤを使用できることで、舗装路の途中にある短い未舗装区間などにも対応しやすくなります。
もちろん、本格的なグラベルレースを走るためのグラベルロードとは性格が異なります。
しかし、「今日は舗装路だけ」「今日は未舗装路も走ってみよう」といったように、ライダー自身がルートを自由に選びやすくなることは大きな魅力です。
ロードバイクで知らない道を走ってみたい人にとって、この汎用性は非常に大きなメリットになるでしょう。
ダウンチューブ内部の収納スペースが便利
新型INFINITOには、ダウンチューブ内部に収納スペースが設けられています。
工具やウインドブレーカーなど、ライド中に必要になるものを収納できる構造です。
ロードバイクでロングライドをするときは、パンク修理用品や携帯工具などを持ち歩く必要があります。
一般的にはサドルバッグなどを利用しますが、フレーム内部に収納できれば車体周辺をすっきりさせられます。
また、ロングライドでは距離が伸びるほど持ち物が増えていきます。
予備チューブ、携帯工具、補給食、防寒具など、短距離では必要なかったものが必要になるからです。
INFINITOはこうした実際のサイクリングで発生する問題まで考えて設計されています。
ここにも、INFINITOが単純なレーシングロードではなく、遠くまで走るためのロードバイクであることが表れています。
INFINITOはエンデュランスロードなのに速い?
INFINITOを検討するとき、「エンデュランスロードだから速くないのでは?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、現在のエンデュランスロードは以前とは大きく変わっています。
エンデュランスロードというと、快適性を優先した結果、重くて反応が鈍いロードバイクをイメージする人もいます。
しかし、新型INFINITOは快適性だけを追求しているわけではありません。
Bianchiは新型INFINITOについて、スピード、快適性、汎用性を融合させることを開発の方向性として掲げています。
そもそも長距離走行では、快適性そのものが走行性能につながります。
最初の30kmを速く走れても、後半で疲れてしまえば平均速度は落ちてしまいます。
反対に、疲労を抑えながら一定のペースを維持できれば、長距離では結果的に速く走れる可能性があります。
INFINITOは、短距離の瞬間的な速さよりも、長い距離を最後まで走り切るための速さを重視したロードバイクと考えると分かりやすいでしょう。
2026年のINFINITOのラインアップ
2026年のINFINITOには複数の完成車仕様が用意されています。
日本向けでは、Shimano 105 Di2を搭載したINFINITOが59万4,000円(税込)で展開されています。
さらに上位モデルとしてINFINITO PROがあり、Reparto Corseカーボンホイールを採用したモデルは86万9,000円(税込)です。
また、新型INFINITOの登場を記念した200台限定のLaunch Edition Proも設定されています。
標準モデルでも105 Di2を採用している点は、2026年のINFINITOを考えるうえで注目したいところです。
以前は電動変速というだけでハイエンドロードのイメージがありましたが、現在ではロードバイクの中価格帯でも現実的な選択肢になっています。
長く乗り続けることを考えるなら、標準モデルのINFINITOでも十分に高い性能を楽しめるでしょう。
一方、最初からホイールまで高性能な仕様にしたい場合はINFINITO PROが候補になります。
INFINITOとBianchi Oltreはどちらを選ぶべき?
Bianchiのロードバイクを購入する場合、INFINITOとOltreで迷う人もいるでしょう。
両者は同じBianchiのロードバイクですが、性格はかなり異なります。
Oltreは空力性能を重視したレーシングロードです。
高速巡航やロードレースでの走行性能を優先したい人に向いています。
一方、INFINITOは快適性、長距離性能、安定性、汎用性を重視しています。
そのため、
「ロードレースで速く走りたい」
「空力性能を重視したい」
という人ならOltre。
「100km以上のロングライドを楽しみたい」
「快適性を重視したい」
「荒れた路面も走りたい」
「一台でさまざまな道を走りたい」
という人ならINFINITOが向いています。
ただし、INFINITOはレースに使えないロードバイクではありません。
BianchiのレーシングバイクとしてのDNAを持っているため、スポーティーな走りも十分に楽しめます。
現在のINFINITOは、エンデュランスロードとオールラウンドロードの境界に位置する存在と考えると分かりやすいでしょう。
INFINITOはどんな人におすすめ?
2026年のINFINITOを特におすすめしたいのは、ロングライドを中心にロードバイクを楽しみたい人です。
100km程度のサイクリングはもちろん、さらに長い距離へ挑戦したい人にも適しています。
また、舗装路だけでなく、荒れた舗装路やライトグラベルにも挑戦してみたい人にも向いています。
最大40mmのタイヤクリアランスを活かせば、一般的なロードバイクよりも路面状況を気にせずルートを選びやすくなります。
そして、Bianchiらしいデザインを重視する人にも魅力的でしょう。
ロードバイクは性能だけでなく、「所有したい」と思えることも重要です。
何年も乗る可能性がある自転車だからこそ、見た目が気に入っていることは大きな意味を持ちます。
一方で、ヒルクライムの軽量性を最優先する人や、ロードレースで空力性能を追求したい人なら、SpecialissimaやOltreなども比較した方がよいでしょう。
2026年にINFINITOを購入するならどのグレードがおすすめ?
2026年にINFINITOを購入するなら、標準の105 Di2モデルは非常にバランスの良い選択肢です。
価格は59万4,000円(税込)と決して安くありませんが、105 Di2を搭載しているため、変速性能を含めて現代的なロードバイクとして楽しめます。
さらに走行性能を高めたい人ならINFINITO PROが候補になります。
ただし、ロングライドを楽しむだけなら、最上位モデルが必ずしも必要なわけではありません。
ロードバイクはホイールやタイヤを変更するだけでも走行感が変わります。
最初からすべてを最高グレードにするより、まず標準モデルで走り、自分の好みに合わせてアップグレードする方法もあります。
特に初めてロードバイクを購入する人は、自分が何を重視するのかを実際に乗ってみないと分からない部分があります。
長距離を走ってみる。
峠を登ってみる。
荒れた路面を走ってみる。
そうすることで、自分に必要な性能が見えてきます。
パリ〜ルーベとの関係から見るINFINITOの進化
2026年のINFINITOを語るうえで、パリ〜ルーベとの関係も注目したいところです。
Bianchiは2026年、パリ〜ルーベの精神を反映したINFINITO PARIS-ROUBAIX LIMITED EDITIONを発表しています。
パリ〜ルーベは、長い石畳区間を含む非常に過酷なクラシックレースです。
一般的なロードレースとは異なり、路面からの衝撃がライダーと機材に大きな負担を与えます。
そのため、振動制御や安定性、太いタイヤへの対応といったINFINITOの特徴との相性が非常に良いレースです。
この方向性を見ると、新型INFINITOが単なる「楽なロードバイク」を目指しているわけではないことが分かります。
過酷な路面でも走り続けるための性能。
長距離を走り切るための快適性。
そして、荒れた道にも対応できる汎用性。
こうした要素が新型INFINITOには組み込まれています。
旧型INFINITOから新型INFINITOへの進化
2020年ごろのINFINITOと2026年の新型INFINITOを比較すると、基本的な思想は大きく変わっていません。
どちらも長距離を快適に走ることを重視しています。
Countervailによる振動制御も、INFINITOの重要な特徴として受け継がれています。
しかし、2026年モデルではそこに現代的な要素が加わりました。
最大40mmのタイヤクリアランス。
ライトグラベルへの対応。
ダウンチューブ内部の収納スペース。
そして最新世代Countervail。
これらによって、INFINITOは従来のエンデュランスロードから、より幅広い用途に対応できるロードバイクへ進化しています。
以前は「長距離を快適に走るロードバイク」という印象が強かったINFINITOですが、現在は、
速く走る
長く走る
荒れた道も走る
荷物を持って走る
という複数の楽しみ方に対応しています。
この変化こそが、新型INFINITOの最大の進化でしょう。
Bianchi INFINITOは2026年に買う価値がある?
2026年にBianchi INFINITOを購入する価値は十分にあります。
特にロングライドを中心にロードバイクを楽しみたい人にとって、非常に魅力的な選択肢です。
新型INFINITOは、単純に快適性だけを追求したロードバイクではありません。
Bianchiのレーシングバイクとしての走行性能を残しながら、長距離走行に必要な快適性と安定性を高めています。
さらに最大40mmのタイヤクリアランスによって、舗装路だけでなくライトグラベルまで視野に入れることができます。
ダウンチューブ内部の収納スペースも、ロングライドをする人にとって実用的な装備です。
現在のロードバイクでは、「レース用」「ロングライド用」「グラベル用」と用途を完全に分けるのではなく、一台でさまざまな楽しみ方ができることも重要になっています。
INFINITOは、まさにその方向性に合ったロードバイクです。
まとめ|Bianchi INFINITOは「遠くまで走り続ける」ためのロードバイク
Bianchi INFINITOは、長距離を快適に走りながら、ロードバイクらしい速さも楽しみたい人に適したロードバイクです。
2020年ごろのINFINITOは、Countervailによる振動制御とエンデュランスジオメトリーを特徴とした、ロングライド向けのカーボンロードでした。
2026年の新型では、その思想をさらに発展させています。
最新世代Countervailによる振動制御、最大40mmのタイヤクリアランス、フレーム内部の収納スペースなどを採用し、舗装路からライトグラベルまで対応できるロードバイクへと進化しました。
特に注目したいのが、快適性と速さを両立しようとしていることです。
短距離を全力で走るだけなら、もっとレースに特化したロードバイクがあります。
しかし100km、150km、200kmと距離を伸ばしていくなら、ライダーが最後まで走り続けられることが重要になります。
その意味では、INFINITOの快適性は単なる乗り心地ではありません。
**「より遠くまで走るための性能」**です。
そして新型では、その可能性がさらに広がりました。
太いタイヤを装着して荒れた路面へ入っていく。
フレーム内部に工具などを収納する。
舗装路を長距離走行する。
ときにはライトグラベルにも挑戦する。
一台のロードバイクでこうした楽しみ方ができることが、2026年のINFINITOの大きな魅力です。
Bianchiのロードバイクを検討している人で、レースだけではなくロングライドやツーリングまで幅広く楽しみたいのであれば、INFINITOは有力な候補になるでしょう。
特に「速さだけを求めるのではなく、長く走り続けたい」という人には相性の良いロードバイクです。
2020年当時のINFINITOを知っている人からすると、新型は大きく変わったように感じるかもしれません。
しかし、その根底にある考え方は変わっていません。
もっと遠くへ、もっと長く走る。
そのために必要な快適性、安定性、走行性能、そして現代のサイクリング環境に合わせた汎用性を一台にまとめたのが、2026年の新型INFINITOです。
ロードバイクを単純に「速く走るための自転車」と考えるのではなく、「自分の力でまだ見たことのない場所へ行くための道具」と考えるなら、INFINITOの魅力はさらに大きくなります。
ロングライドを楽しみたい人、快適性とスピードを両立したい人、そして一台のロードバイクでさまざまな道を走ってみたい人にとって、Bianchi INFINITOは2026年にぜひ注目したい一台です。
