はじめに
今回は、今年のツールドフランス2022でお披露目された、新型のエアロロードバイクをご紹介いたします。その重量わずか6.8kgです。しかもディスクモデルで!
『ジャイアント』わずか6.8kg!PROPEL ADVANCED SL 0をご紹介!
PROPEL とはどんなロードバイク?
PROPEL は、台湾の巨大自転車メーカーである、GIANT(ジャイアント)のエアロレーシングモデルです。
プロペルは元々、高い剛性と、エアロダイナミクスにより、高速域での安定した走行性能に長けていました。
長い間、UCIプロチームでも愛用されてきた実績もあり、プロ、アマチュア問わず根強い人気がありました。
プロ選手の強力なスプリントにも耐えられる剛性と、圧倒的な空力性能を持ち合わせた、真のエアロロードバイクでした。
大幅な性能UP!
そんなPROPELの最新フラグシップモデルADVANCED SL 0が2022年に(2023年モデルで)、大幅な性能UPと、更なる軽量化を果たしフルモデルチェンジしました。
前世代より大幅な重量剛性比と、新型のシートポストにより、約85%も快適性を向上させました。
ケーブルフル内装式のフレームは更なる空力抵抗の削減に役立っています。
「プロペル」がより軽く、剛性とエアロ性能を高めてフルモデルチェンジ。前世代比較で重量剛性比を26.4%高め、新形状のフレーム
一体型シートポストは”しなり量”が85%UPと快適性も大幅に向上。独自のケーブル内装システムがエアロ性能とメンテナンス性を両立。
エアロ性能を高める「CADEX 50 ULTRA」ホイールと「CADEX AERO」タイヤを採用した至高のエアロロード。
価格は、150万円以上と、かなり高額ですが、誰もが欲しがる、速さと軽さを手に入れた、まさしく真のレーシングロードバイクです。
専用のエアロハンドルのおかげで、ケーブルはフル内装です。
軽量なCADEX 50 ULTRA DISC CARBON WHEELも走行性能の向上に一役買っています。
現行モデルのPROPEL ADVANCED SL 1が7.7kgだったので、900gもの軽量化を果たしたことになります。
新型プロペルは、風洞実験施設と実際の道路で、数年の月日をかけてっテストされ、今年のツールドフランス2022でUCIワールドツアーチームである『バイクエクスチェンジ』に実戦投入されました。
前世代と比較して最大6.21wの空気抵抗の削減を果たしています。
この数値は40kmの距離を時速40kmで走行した際、27秒のタイム短縮を実現することになります。
また高いグリップ力を持つCADEX AERO TIRE を標準装備しており、ただ速いだけでなく、安定した乗り心地も実現しています。
スペック
SIZE 680(XS),710(S),740(M)
WEIGHT 6.8kg(740mm)
フレーム Advanced SL-Grade Composite VECTOR ISP OLD142mm
フロントフォーク Advanced SL-Grade Composite,Full Composite OverDrive AERO Column 12mm Axle
ギアクランク SHIMANO DURA ACE Pro-Compact with SHIMANO Power Meter
変速パーツ SHIMANO DURA ACE Di2
ブレーキセット SHIMANO DURA ACE F:160mm R:140mm Rotors
サドル GIANT FLEET SLR Carbon Rail
ホイール CADEX 50 ULTRA DISC TUBELESS ※必ずフックレスリム対応GIANT認定タイヤをご使用ください。
タイヤ CADEX AERO TUBELESS 700x25C
シフト段数 24 Speed
まとめ
いかがでしたか?ジャイアントの新型プロペルは。
近年のロードバイクの技術革新は素晴らしいですね!
元々ジャイアントは、コスパに優れたメーカーではありますが、このプロペルの価格を考えると相当な走りが期待できますね!