はじめに
今回はロードバイクのモデルの違いについてご紹介します。
ロードバイクにはさまざまなモデルがあります。
皆それぞれ得意な分野が違ったり、性能が違ったり。
ただ単にオールラウンダーなモデルを選ぶより何かに特化したモデルを選んでみるのも面白いかもしれませんよ?
ロードバイクのモデルの違い
エアロモデル
エアロロードは最近非常に人気があります。
- トレック マドン
- スペシャライズド ヴェンジ
- キャノンデール システムシックス
など
その大きな特徴は空気抵抗が少ないことです。
平坦な道を走るのがとにかく得意です。
最近のエアロロードはフレームだけでなくハンドルやシートポスト、ホイールなどバイク全体で空気抵抗の削減が考えられています。
空気抵抗の削減はライダーの体力温存につながるのでツールドオキナワなどの長距離走るレースなどでは有利になりますね。
ただその一方で横風に弱いというデメリットもあります。
フレームの面積が横に平べったく広いので、横風を受ける面積が前方から受けるものよりはるかに大きくなります。
そのため初心者の方や体重の軽い方は風に煽られやすく注意が必要です。
軽量モデル
軽量モデルそれはつまり軽さを追い求めたロードバイクです。
- トレック エモンダ
- ビアンキ スペシャリッシマ
- ルック ヒュエズ
など
2014年頃アメリカのメーカーTREKが発表したロードバイクエモンダSLR10は4.65kgという驚異(狂気)の重量を叩き出しました。
当時の価格は約160万円。そんな自転車には驚くほど軽いフレームとハンドル、ホイールなどがつけられていました。
最近でこそエアロロードの人気、普及によってそこまで目立たなくはなりましたが今でも根強い人気があります。
その軽さを生かした登坂走行『ヒルクライム』などが得意で
平地でも軽やかに走ることができます。
そんなクライマーたちの中には数gに数万円もの大金をかけるなんて人も…
それぐらい軽いことは正義でした。
(ちなみに国際自転車競技連合『UCI』ではプロのレースでは最低重量6.8kgと決められています。)
オールラウンダーモデル
特化したものが面白いと言っときながら大事なので触れておきます。
低価格のエントリーモデルはほとんどオールラウンダーです。
平地、ヒルクライム問わずオールマイティーに活躍でき乗り心地の良いモデルも多いので初心者の方にはおすすめです。
確かにハイエンドのエアロロードや軽量ロードには敵いませんが
中には程よく空気抵抗の削減が考えられていて、程よく軽量と価格と性能のバランスが取れたモデルも数多く存在します。
- ジャイアント TCR
- メリダ スクルトゥーラ
- トレック ドマーネ
など
実に面白いロードバイク!
今回はさまざまなモデルについて紹介しました。
エアロに軽量にオールラウンド…
と皆それぞれ得意分野が違っていて実に面白いですね。
まずはじめは安いオールラウンドモデルに乗り、どっぷりと自転車沼にはまっていただき笑
そこから自分の好きなあるいは得意なジャンルの自転車に乗る
というのも楽しいかもしれませんね。
是非自分好みの一台を見つけてあげましょう!