【2025年版】予算50万円で選ぶ！電動コンポーネント搭載ロードバイクおすすめ7選！

はじめに：電動コンポが「特別装備」から「標準装備」へ

かつて“ハイエンド専用”だった電動コンポーネント。

しかし2025年のロードバイク市場では、50万円前後の中価格帯モデルでも電動シフトが当たり前になりつつあります。

とくに、Shimano 105 Di2（R7150シリーズ）、SRAM Rival eTap AXSのこれら2つのコンポーネントが2025年のロードバイクに革命を起こしています。

これらに共通する進化点として、「変速の正確さ」「メンテナンス性」「快適なライド体験」が挙げられ、機械式コンポとの差も歴然です。

というわけで今回は、予算50万円で買える“電動コンポ搭載ロードバイク”7選を厳選。

各モデルの特徴・魅力・スペック構成・どんなライダーにおすすめかを含めて、ご紹介します。

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電動コンポ搭載モデルのメリットとは？

まずは、電動コンポの魅力を整理しておきましょう。

電動コンポーネントの最大の価値は「変速ストレスからの解放」です。

一度電動シフトを使うともう機械式には戻れないーーそう言うライダーの声も多いのが現状です。

ANCHOR RE8 105 Di2（2025年モデル）

価格：約48.9万円｜フレーム：T800/T700カーボン｜重量：約8.5kg

主な特徴

• Shimano 105 Di2（12速）搭載
• カーボンフレーム（T800＋T700）で剛性と快適性の両立
• 32mmタイヤ対応・フル内装ケーブル採用
• Made in Japan品質の高い組立精度

日本ブランドの誇りを体現する「ANCHOR RE8」。

2025年にグッドデザイン賞を受賞し、さらにバイシクル・オブ・ザ・イヤーにも輝いた注目の一台です。

「快適性×軽量性×高速巡航性」を絶妙なバランスで融合し、電動105 Di2を搭載することで操作系も現代的にアップデートされています。

そんなANCHOR RE8の魅力は、プロチームでも使用される設計思想を落とし込む技術力。

Di2の精密な変速と日本製フレームの安定感が見事に融合し、「日常からロングライドまで妥協のない走り」が楽しめます。

GIANT TCR ADVANCED 1 DISC（2025年モデル）

価格：約49.5万円｜フレーム：Advancedカーボン｜重量：約8.2kg

主な特徴

• Shimano 105 Di2（12速）搭載
• 軽量Advancedカーボンフレーム
• D-Fuseシートポストで振動吸収性を確保
• Giant独自の内装コックピットで整備性も高い

軽量ロードの定番「TCR」がついにこの価格帯で105 Di2搭載モデルとして登場。2025年モデルではケーブルがフル内装化され、空力効率がさらに高まっています。

TCRのDi2化は“電動シフト時代のベンチマーク”ともいえる進化です。踏み込んだ瞬間に即座に応答する剛性感と、正確なシフト制御が融合しています。

軽量モデル顔負けの性能を有しているためヒルクライムにも最適です。

TREK Émonda SL 6 Di2（2025年モデル）

価格：約49.8万円｜フレーム：500 Series OCLVカーボン｜重量：約8.6kg

主な特徴

• 500 Series OCLVカーボン採用
• Shimano 105 Di2搭載
• H1.5フィットで幅広いポジションに対応
• 標準で32Cタイヤ装着可

軽量オールラウンダーとして世界的に評価が高いÉmondaシリーズ。

このSL 6 Di2は最新の105 Di2を採用しながら、空力性能・安定性・快適性を高いレベルで両立しています。

Madoneが“攻め”のTREKなら、Émondaは“理想的なバランス”。

105 Di2による静寂で滑らかな変速は、まるで、高級グランツアラーのような上質感を感じさせます。

CANYON Ultimate CF SL 7 Di2（2025年モデル）

価格：約49万円（直販）｜重量：約7.8kg｜コンポ：105 Di2

主な特徴

• CF SLカーボンフレーム（CF SLXと共通形状）
• DT Swiss E1800ホイール標準
• フル内装ケーブル仕様
• 優れた剛性比と快適性

CANYONは直販モデル限定での販売を行うメーカーです。そのおかげで、非常に優れたコストパフォーマンスを実現しています。

このCF SL 7 Di2は、プロ仕様のフレームをベースに、105 Di2を標準装備しながらも7kg台の軽量性を実現。

電動コンポ＋軽量フレーム＋直販価格で実質的には60万円クラスの性能を有しています。

海外通販を視野に入れられる中級〜上級者にとって、最強のコスパモデルです。

MERIDA SCULTURA 8000（2025年モデル）

価格：約50万円｜フレーム：CF3カーボン｜重量：約8.2kg｜コンポ：SRAM Rival AXS

主な特徴

• Rival eTap AXS搭載（12速・無線式）
• カーボンCF3フレーム＆フォーク
• 空力形状＋軽量設計
• ワイドギアでヒルクライムにも最適

MERIDAの中上位モデル「SCULTURA 8000」は、SRAM Rival AXSを採用したフルワイヤレス電動仕様です。

SRAM独自の操作感とシャープな変速フィールが魅力です。

105 Di2が有線式（ハイブリッド）であるのに対し、Rival AXSは完全ワイヤレス。

そのため、ケーブルルーティングが不要というメリットがあり、見た目も美しく、メンテナンスも非常に優れています。

SPECIALIZED AETHOS COMP Di2（2025年モデル）

価格：約49.9万円｜重量：約8.2kg｜フレーム：Fact 10r カーボン

主な特徴

• Shimano 105 Di2（12速）
• フレーム重量700g台（Fact 10r）
• 快適性重視のジオメトリ
• 内装ケーブル・高剛性フォーク採用

「世界最軽量フレーム」を誇るAethosシリーズのエントリーDi2仕様、AETHOS COMP Di2。

高い次元で軽量性・しなやかさ・精密変速のすべてを備えた玄人好みのオールラウンダーです。

Aethosの本質は“自由に走る楽しさ”。

レーシングではなく、自然な加速感と静かな変速音を求めるサイクリストに最適です。

「軽さ×上質さ」を求める人には理想の1台です。

SCOTT ADDICT 30 Di2（2025年モデル）

価格：約49万円｜フレーム：HMFカーボン｜重量：約8.3kg｜コンポ：105 Di2

主な特徴

• Shimano 105 Di2（12速）
• HMFカーボンフレーム採用
• 32Cタイヤまで対応
• 優れた振動吸収性

SCOTTの人気シリーズ「ADDICT」。

ADDICT 30 Di2モデルは、上位グレードの設計を引き継ぎながらも、より快適で扱いやすい仕様に仕上げられています。

欧州では、ツーリングやロングライドに高い人気を誇るモデルで、Di2によるスムーズな変速とSCOTT独自の振動吸収性が、「疲れにくい軽量ロード」という新しい価値を提供しています。

【比較表】電動コンポ搭載モデル7選（2025）

電動コンポを選ぶポイント：105 Di2 vs Rival AXS

どちらが優れているかは用途次第ですが、

整備性と見た目重視 → Rival AXS

滑らかな変速と信頼性重視 → 105 Di2

という選び方が私としてはおすすめです。

まとめ：電動コンポ時代の“50万円ロード”はここまで進化した

2025年、電動コンポーネントは「贅沢装備」ではなく「新基準」になりました。

50万円という価格帯でも、変速精度・軽量性・デザイン性のすべてが驚くほど高いレベルに到達しています。

電動コンポは一度使うと手放せない快適さを提供してくれ、確実な性能体験をもたらしてくれます。

変速に意識を取られず、ペダリングと景色に集中できる──そんな新しい“走る自由”を感じさせてくれるのがこれらの2025年モデルの最大の魅力と言って良いでしょうね。

サトユキ

自転車で人生をHAPPYにをモットーにロードバイクやその他スポーツバイクについての情報をまとめています。