はじめに
今回は2025年モデルとして発表されたロードバイクメーカー5つをご紹介いたします。
「2025年モデル」2025年モデルが発表されているロードバイクメーカー一覧!
ジャイアント
台湾の大手自転車メーカージャイアント。
今年も早速新型モデルである2025年モデルを発表しました。
ロードバイクで発表されているのはハイエンドエアロロードバイクであるプロペル SLとエンデュランスロードバイクとしてラインナップされているディファイシリーズです。
プロペルシリーズには「CADEX 50 ULTRA」ホイールを採用したトップグレードモデル、プロペル アドバンスド SL 0が新登場しているほか、フレームセットのカラーは2色、サイズは新たにLサイズを加えた5サイズ展開となっています。
一方でエンデュランスロードであるディファイにも初となるアドバンスド SL グレードのフレームセットが新たに登場、前年モデルで好評だったADVANCED PROグレードも2モデルに拡充されています。
なお、2024年モデルのADVANCEDグレードモデルも2025年モデルとして継続販売し、新価格にて販売するそうです。
ピナレロ
ピナレロは新型のドグマ F ディスクを筆頭に人気のモデルFシリーズとXシリーズ、そしてRAZHA DISKをラインナップしています。
ドグマ Fはフレームセットに加えデュラエースとアルテグラ12速の完成車をラインナップ。
FシリーズのF7にはデュラエースとアルテグラ、105のDi2モデルを、F5にはアルテグラと105のDi2、105の12速を採用したモデルがラインナップされています。
XシリーズのX3はアルテグラ、105のDi2モデル、X1にはアルテグラと105のDi2、105の12速を採用したモデルがラインナップされています。
RAZHA DISKのみ12速の105とDi2、そして11速の105をラインナップしています。
ルック
根強い人気を持つロードバイクメーカー、ルック。
今回発表されたのはオールラウンダーモデルのヒュエズ 2とエアロモデル ブレード2 RS、そしてエンデュランスモデルのオプティマム 2です。
ヒュエズ 2にはフレームセットと完成車が用意され完成車はアルテグラ Di2、105 Di2、そして105が搭載されたモデルがラインナップされています。
ブレード2 RSにはフレームセット3種類にデュラエース Di2完成車とアルテグラ Di2の完成車が用意され、オプティマム 2はフレームセットのみとなっています。
サーベロ
UCI ワールドツアーチームのヴィスマが使用するサーヴェロ。
そのサーヴェロからは軽量オールラウンダーモデルのR5、エアロモデルのS5、そしてエンデュランスモデルのソロイストが発表されています。
R5とS5には、ヴィスマのチームカラーが追加され、完成車とフレームセットに採用しているパーツのサイズが変更されています。
パーツは、昨今のロードレースシーンでのポジションの変化に伴い、ハンドル幅は狭く、クランク長は短く、シートポストオフセットは少なくなっています。
S5とR5の完成車に関してはステム長のみ交換が可能です。
ただし、専用ハンドルと専用ステムが採用されるS5とR5のフレームセットに関しては、これまでと同じくハンドル幅とステム長を交換することができます。
リドレー
リドレーの2025年ロードバイクモデルとして新たに発表されたのが、FALCN RS(ファルコンRS)。
新型オールラウンドモデルであり、国内では特別カラーモデルが上陸するのみ。
2025年モデルで本格的に展開が開始されます。
FALCN RSはエアロダイナミクスが与えられた軽量モデルであり、これまでラインアップされていた軽量Helium、エアロのNoahを統合したようなコンセプトをもちます。
そのため8月段階のカタログにはHeliumとNoahのラインナップが消えているそう。
各所にエアロ性能を高めるカムテールのチューブ形状が採用されており、エアロを意識したデザインを採用。特に切り欠きの入ったシートチューブや、D型シートポストが特徴的です。
また、フロントフォークにディフューザーという概念を取り入れ、高速域でのエアロを高めていることもポイントの一つとなっています。
そのほかにも先述のFALCN RSのミドルグレードモデルや不動の人気を誇るフェニックス SLiCもラインナップ。
特にフェニックスに関しては最大タイヤ幅28Cを維持しており、快適さとコントローラブル性能を得られるモデルとなっています。
もちろん石畳のレースを走破するために生み出されているため、悪路にも対応できる安定感を備えており、扱いやすい一台となっています。