はじめに
今回のフルモデルチェンジでマドンSL6は、上位モデルでもある世界のトッププロ選手が使用するSLRに迫る性能を手に入れました。
この記事ではそれについて解説していきます。
最後までお付き合いください!
トレックマドンSL6がフルモデルチェンジ!5つの変更点をご紹介!
Iso-Flow搭載
シートチューブ部分に設けられた空洞が目を引くIso-Flowシステム。
先代のマドンと比較しても空気抵抗となる気流の渦を軽減でき、空気の流れ、すなわち flow(フロー)が乱れることなく空力性能を高めることが可能になったのがこのIso-Flowシステムです。
これにより、空気の通り道ができ大幅な空気抵抗の削減に一役買っています。
フレームが150g軽量化
OCLVカーボン500採用を使用し軽さと強度を実現しながらも、フレームの製法の仕方を変更したことや、Iso-Flowを搭載したことで、前作のマドン SL 6 Gen6と比較すると約150gの軽量化を果たしています。
これで、上位グレードのフレーム構造と全く同じで、違うのはカーボン素材だけ隣アマチュアライダーでもその高い性能を享受できるようになりました。
上位グレードのハンドルバーを搭載し150g軽量化
今回のフルモデルチェンジで搭載されるパーツ群も見直されました。
そのうちの一つハンドルバーはボントレガーの誇る最上位グレードRSLカーボンハンドルバーを搭載。
これにより、150gもの軽量化を果たしています。
また、ブラケット幅を狭くすることで、ライダーが空気抵抗を受けにくくになり、エアロ性能の向上も果たしています。
ステム一体型ではないのでポジションの調整がしやすいのはアマチュアライダーにとっても嬉しい点です。
シマノ105di2搭載
シマノの105di2を採用することで、ストレスフリーな変則性能と、コントロールしやすい油圧ディスクブレーキを備え、日常のサイクリングから、レースまで幅広い活躍が期待できるようになっています。
カーボンディープリムホイール採用
完成車の標準ホイールにボントレガーの Aeolus Elite 50 カーボンホイールが採用されています。
エントリーグレードのホイールではありますが、カーボンホイールなので、重量もそこそこに抑えられており、また、50mmのリムハイトは、高速巡行が得意なマドンと相性抜群です。
上りでの加速ではやや引っ張られる感覚があるようですが、一度スピードに乗せて仕舞えば、スムーズな走りが可能です。
サイズと価格
47サイズ | 155~162センチ | 73.5 – 75 cm |
50サイズ | 160~167センチ | 75 – 77 cm |
52サイズ | 165~172センチ | 77 – 79.5 cm |
54サイズ | 170~177センチ | 79.5 – 82 cm |
56サイズ | 175~182センチ | 82 – 85.5 cm |
58サイズ | 180~187センチ | 85.5 – 88 cm |
824,890税込
まとめ
今回はマドンSL6の新型について解説いたしました。
上位グレードのSLRと比べて価格は大幅に下がりながらも、好きのないパーツ構成やSLRと同じフレーム構造はとても魅力的なのではないでしょうか?
ハイエンドほどの性能はオーバースペックだが、なるべくよい自転車に乗りたい。
そんな方々にマッチするロードバイクへと進化を遂げた、まさしく買いな一台だと筆者は思いました。