はじめに
今回はロードバイクメーカー人気10選と題して、国内外問わず多くのサイクリストに人気があるロードバイクのメーカーをご紹介いたします。
人気ロードバイクメーカー10選をご紹介!まだまだある人気メーカー!
ウィリエール(イタリア)
創業は1945年ととても歴史が古く、常にレースの舞台で活躍してきたウィリエールは、流麗なロゴと綺麗なフレーム形状が特徴的なメーカーでもあります。
オールラウンドモデル「Zero SLR」やエアロロード「Filante SLR」などが有名で、近年のレース現場でもよく目にすることができます。
2020年シーズンよりUCIワールドツアーチームの「アスタナ・カザフスタン」とパートナーシップを締結したことでもレースファンから人気があり、多くのファンがいます。
デローザ(イタリア)
デローザはハートマークのロゴが特徴的な高級イタリアンバイクとして、サイクリストの中では知らない人はいないといっても過言ではないほど有名なメーカーです。
フレーム職人だったウーゴ・デローザが1953年に創業し、現在はウーゴの息子であるクリスティアーノ・デローザが2代目としてCEOを務めています。
2020年モデルに今までのロゴを一新し、「レトロ・フューチャー」というコンセプトを掲げているこのメーカーは根強い愛好家が存在します。
フォーカス(ドイツ)
フォーカスは1992年にシクロクロスの世界チャンピオンであるマイク・クルーゲが創設した歴史のあるメーカーです。
フランスのUCIワールドツアーチームAG2R(アージェードゥゼール)にも機材を提供したことがあるなど、多くの実績を残してきたメーカーでもあります。
代表的なモデルに近年フルモデルチェンジを果たし、軽量クライミングバイクからオールラウンドモデルへと進化を遂げた「IZALCO MAX(イザルコ・マックス)」があり、ドイツメーカーらしい堅実な自転車作りを行なっています。
フェルト(ドイツ)
元モトクロスのメカニックでフレームの魔術師と呼ばれるジム・フェルトが1980年代に立ち上げた総合自転車メーカーがこのフェルトです。
ブランドコンセプトである”FAST, LIGHT, SMOOTH – 速く、軽く、心地よく”でロゴデザインにもそのこだわりが見て取れます。
エントリーモデルからハイエンドモデルまで、幅広いラインナップを揃えており、初心者でも気軽に乗れる自転車も作っています。
キャニオン(ドイツ)
1996年創業のキャニオンは販売代理店を通さず、オンライン直販という自転車の新しい販売形式を先駆けて行なっているメーカーでもあります。
そのため、他メーカーと比べて高スペックなモデルが安価に入手でき、コストパフォーマンスに優れるメーカーとしても有名です。
日本でも近年サポートセンターなどのアフターサービスが充実しており、ますます人気が出るメーカーだと思います。
ラピエール(フランス)
1946年創業のラピエールは、マウンテンバイクメーカーとして発展したのちにロードバイクを製造するようになった過去をもつ総合自転車メーカーです。
プロチームへの供給やレースでの数々の勝利経験など、さまざまな実績を持っており、国内外問わず人気があります。
高いデザイン性を誇り、またラインナップの豊富さも魅力的なメーカーです。
BMC(スイス)
1986年に設立されたBMCは当初は英国のブランド「ラレー」の販売代理店でした。その後1994年から自社ブランドの製造を始め、今に至ります。
BMCフレームの代名詞である「iSC」と呼ばれるコンパクトなリア三角はその形状が快適性や反応性の面から最適解とされ、今や多くのメーカーが取り入れるようになりました。
ツール・ド・フランス総合優勝や世界選手権制覇、オリンピック金メダル獲得など輝かしい実績を多数持つBMCは今なお多くのライダーを魅了しています。
スコット(スイス)
もともとはスキーのストック製造から始まったスコットは、1980年代にMTBやロードバイクフレームの製造を始め、世界初のエアロハンドルバーを開発したり、超軽量のカーボンフレームをリリースするなど、その高い技術力が魅力的です。
数々の勝利経験を持ち、プロアマ問わず幅広いライダーから支持を得ています。
抜群の軽さと高剛性も併せ持つ「Addict」、そして近年主流になっているカムテール形状をいち早くフレームに取り入れたエアロロード「Foil」は、もはやスコットになくてはならない存在です。
アルゴン18(カナダ)
アルゴン18はロードレースのオリンピック代表(カナダ)であったジャーベス・リューが1989年に設立したメーカーです。
トライアスロン競技での実績が豊富なためロードバイクよりTTバイクとしての方が有名ではありますが、2015年と2016年のツール・ド・フランスでボーラ・アルゴン18が使用していたことがきっかけでロードレースでも注目を浴び始めました。
オールラウンドモデル「SUM」を筆頭に、クライミングモデルの「GALLIUM」などが有名で根強いファンが多いメーカーです。
チャプター2(ニュージーランド)
チャプター2はニールプライドのバイク部門を指揮していたマイク・プライド氏が2017年に創業させた、まだ歴史の新しいメーカーです。
ネーミングやグラフィックデザインに、先住民マオリ族の文化を反映させていることが特徴的で、豊富なサイズラインナップや先進的なデザイン性も相まって近年着々と人気を獲得しています。
通常カラーのフレームに加えてLimited Editionのカラーを展開することにより、バイクの希少性を演出したり、フレームセットのみの販売をあえて行い、自分好みのバイクをディーラーと一緒に組み上げる楽しさをサイクリストに提供しています。
まとめ
今回は人気ロードバイクメーカー10選をご紹介をご紹介いたしました。
どのメーカーも長い歴史があったり、先住民の文化を尊重していたりと、それぞれ個性があり強いこだわりが伺えるメーカーでしたね。
皆さんはご紹介したメーカーの中に気になるものはありましたか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。