はじめに
今回は中国発の新興コンポーネントブランド『SENSAH』についてご紹介しようと思います。このコンポーネント、コスパが凄まじいです!
SENSAH(センサー)とは?
まだまだ日本では馴染みのないSENSAH(センサー)ですが、一体どんなメーカーなのでしょうか?
アメリカ発中国育ちのドライブトレイン
SENSAHは今や誰もが知っているであろうアメリカブランドのSRAM(スラム)の技術者が独立をして立ち上げた中国のコンポーネントブランドです。
ロードバイクコンポーネントのみならずグラベルロードやMTB、ミニベロ用のシフターとディレーラーと、幅広いラインナップを展開しているのが特徴です。
ロードバイク用コンポーネントではブレーキレバーとシフトレバーを1本化し、SRAMのようなシフト操作を味わえます。
コストパフォーマンスに優れる
SENSAH(センサー)はコストパフォーマンスが高いことも大きな特徴です。
ロード用の最上位グレードである2×12速の「EMPIRE PRO(エンパイアプロ)」の価格はカーボンモデルですら左右レバーセットで21,780円。
アルミ製の左右レバーセットならさらにお求めやすい14300円とかなりのコストパフォーマンスっぷり。
ちなみに、フロントディレーラーがアルミ製で3850円、
リヤディレーラーが9350円、
カセットスプロケットが、7480円です。
SENSAH(センサー)「EMPIRE PRO』をご紹介!この価格で12速!?
このコンポーネントの魅力はなんと言っても破価格で12sのコンポーネントが使用できるということではないでしょうか?
ロード用の最上位グレードである2×12速の「EMPIRE PRO(エンパイアプロ)」の価格は、カーボンモデルですら左右レバーセットで21,780円。
アルミ製の左右レバーセットなら、さらにお求めやすい14300円とかなりのコストパフォーマンスっぷり。
変速方法ですが、
リア変速は軽くレバーをタップするとシフトアップ、大きくレバーをタップするとシフトダウンする仕組みになっています。
フロント変速は、大きくタップしてアウター変速、軽くタップでインナーへ変速を行います。
リアディレーラーの構造は詳しくは分かりませんでしたが、リミットスクリューやBテンションスクリューはヘックスレンチで調整できるそうです。
バレルアジャスターはシマノの105以上に付いている引っ張って回すタイプだとか。
フロントディレーラーは、ハイ・ローのリミットの調整はプラスドライバーで行い、トリム調整もちゃんとできる構造となっています。
カセットスプロケットの歯数構成は
11-12-13-15-17-19-21-23-25-28-31-34です。
クランクセットやブレーキなど上記のパーツ以外は別途必要ですが、裏を返せば今使用しているこだわりのクランクなどをそのまま使用できるということでもあります。
ちなみに、
フロントディレーラーが3850円、リヤディレーラーが9350円、カセットスプロケットが、7480円です。
いずれも税込です。
ついに一般ライダーでも12速コンポーネントが手に入りやすく!
今やプロチームの世界では12sが当たり前。
ですがアマチュアライダーにはまだ価格面などでのハードルが高いのがネックでした。
しかし今回ご紹介したコンポーネントはとても魅力的な価格になっています。
その背景にはOEM生産で培った技術力が関係しているのでしょうね。
気になる使用感ですが、様々なライダーのレビューを見ているとよほどシビヤな使い方をしなければ必要十分といった印象を筆者は抱いています。
まだ荒削りなところがありそうですが価格を考えたら妥当かなと思いますね。
そんなこんなで総合的に見た時にコストパフォーマンスが優れていることもあって、今筆者が欲しいコンポーネントの第一候補になっています笑
新たな選択としてありかも?
今回は中国発のコンポーネントメーカーの中からロードバイク用のハイエンドモデル「エンパイヤプロ」をご紹介いたしました。
つい先日シマノの105が12速di2化されましたが、グループセット、完成車問わず、まだまだ高額なのが12sコンポーネント。
そんな中現れた中国のSENSAH。
高性能、安心のシマノを選ぶか、興味本意で新興ブランドSENSAHを選ぶか迷いどころですが、筆者の考えとしては、他人と被らない、珍しいパーツを使いたいといった性格もあってか、SENSAHを選ぶのもよい選択だとしみじみ感じています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
SENSAH興味湧いて来ましたか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは!