はじめに:『シクロクロス』欧州では人気の自転車競技!シクロクロスバイクの魅力を解説!
出典:https://old.cyclesports.jp/
ヨーロッパでは盛んな自転車競技の一つがシクロクロスです。
日本でもプロ選手として活躍している方もいて、また一般の方にも根強いファンがいます。
今回はそんなシクロクロスについてロードバイクとの違いも含めてご紹介します。
日本でもファン多し!シクロクロスとは?
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シクロクロスとは荒れた道や障害物を乗り越える自転車競技のことです。主にロードレースシーズンがオフの冬季に行われ、世界選手権なども開かれています。コースとしてはマウンテンバイクのクロスカントリーレースに似ています。舗装路もありますが、急斜面を片足でバイクを支えながら下ったり、障害物や急斜面を自転車を担いで走ったりととてもハードな競技です。レースには専用のシクロクロスバイクを使用します。
シクロクロスバイクとは?
主にシクロクロス競技で使用されるのがシクロクロスバイクです。ドロップハンドルを採用していて見た目はロードバイクそっくりです。ですが荒れた道を走れるよう専用設計されており、ロードバイクとは使用用途が違うまったくの別物です。
ハイエンドモデルになるとギア変速のトラブルを減らすためにフロントシングルのモデルも存在します。
ロードバイクとの違い
見た目はロードバイクですが主な違いとしてフレーム、タイヤ、ブレーキシステムが違います。
まずフレームですが先ほども言ったようにシクロクロス競技では自転車を担ぐことが多いです。そのためライダーが担ぎやすいようフレームの前三角が大きく設計されています。
ロードバイクのタイヤは種類はたくさんあれど溝がないタイヤを使用していますが、シクロクロスバイクはブロックタイヤと呼ばれる凹凸(おうとつ)があるタイヤを使用します。これにより路面をとらえるグリップ力が高まります。
ブレーキ面ではロードバイクがホイールをゴムで挟み込むキャリパーブレーキを使用するのが多いのに対しシクロクロスバイクではディスクブレーキを使用します。これによりしっかりとした制動力を確保しています。ですが近年はロードバイクにも多くディスクブレーキが採用されていますのであまり大きな違いではなくなっています。
まとめ
今回はシクロクロスについてご紹介しました。見た目はそっくりでも全くの別物の競技自転車だということがわかったと思います。日本ではまだまだマイナーでそこまで知名度はありませんが、知る人ぞ知る人気のスポーツであることは間違い無いです。これを機にシクロクロス競技に興味をもっていただけると幸いです。