2026年版】M4 Pro・M4 Max MacBook Proの性能と魅力を徹底解説
- M4 Pro・M4 Max MacBook Proとは?
- M4 Pro MacBook Proの特徴
- M4 Max MacBook Proの特徴
- M4 ProとM4 Maxのスペックを比較
- M4 Pro・M4 Max MacBook Proはどれくらい高性能なのか?
- Thunderbolt 5に対応しているのも魅力
- Liquid Retina XDRディスプレイも魅力
- M4 ProとM4 Maxのバッテリー性能
- M4 Pro・M4 Max MacBook Proの価格
- M4 Pro MacBook Proはどんな人におすすめ?
- M4 Max MacBook Proはどんな人におすすめ?
- M4 ProとM4 Maxはどちらを選ぶべき?
- 初心者にM4 Pro・M4 Max MacBook Proは必要?
- まとめ|M4 Pro・M4 Maxは高負荷作業に強いMacBook Pro
M4 Pro・M4 Max MacBook Proとは?
AppleのMacBook Proには、標準のM4チップだけでなく、より高い処理性能を持つ「M4 Pro」と「M4 Max」を搭載したモデルが用意されています。
M4 ProとM4 Maxは、2024年にM4とともに登場したApple Siliconの上位チップです。
標準のM4でもブログ執筆やWeb閲覧、写真編集、動画編集など幅広い作業をこなせますが、M4 ProやM4 Maxは、さらに高いCPU・GPU性能や大容量のユニファイドメモリ、高速なメモリ帯域幅を活かして、より負荷の高い作業に対応できるよう設計されています。
特にM4 Pro・M4 Max MacBook Proの魅力は、ノートパソコンでありながら、動画編集、3DCG、音楽制作、プログラミング、AI関連の処理など、デスクトップパソコンに近いレベルの作業環境を構築できることです。
さらに、M4 ProとM4 Maxを搭載したMacBook ProではThunderbolt 5にも対応しています。
そのため、単純に「M4より速いMacBook」というだけではなく、外部ストレージやディスプレイなどを組み合わせた本格的な制作環境を作りたい人にも向いています。
M4 Pro MacBook Proの特徴

M4 Proは、M4ファミリーの中で標準のM4とM4 Maxの中間に位置するチップです。
性能だけを見ればM4 Maxが最上位ですが、だからといってすべてのユーザーにM4 Maxが必要というわけではありません。
むしろ、動画編集や写真編集、プログラミングなどを本格的に行いたい一般ユーザーにとっては、M4 Proが性能と価格のバランスに優れた選択肢になるでしょう。
M4 Proには、14コアCPUと20コアGPUを搭載する構成が用意されています。
CPUは10個の高性能コアと4個の高効率コアで構成され、GPUは20コアです。
さらに16コアNeural Engineも搭載し、メモリ帯域幅は273GB/sとなっています。
標準のM4と比較すると、CPU・GPUともに余裕があるため、複数のアプリを同時に使用するような作業でも性能を活かしやすくなります。
例えば、動画編集ソフトで4K映像を編集しながら、ブラウザで資料を調べたり、画像編集ソフトを使ったりするといった作業です。
こうした使い方では、単純な「アプリの起動速度」よりも、複数の処理を同時に行ったときの余裕が重要になります。
M4 Proは、まさにこうした用途に適したチップです。
M4 Max MacBook Proの特徴

M4 Maxは、M4ファミリーの中で最も高い処理性能を持つ上位チップです。
M4 Maxには14コアCPU・32コアGPUの構成と、16コアCPU・40コアGPUの構成があります。
メモリ帯域幅も410GB/sまたは546GB/sと非常に高速で、最大128GBのユニファイドメモリを搭載できます。
ここまでの性能になると、一般的なWeb閲覧やブログ執筆だけでは明らかに性能を持て余します。
M4 Maxの性能を活かしやすいのは、動画編集、3DCG、ゲーム開発、映像制作、大規模なプログラム処理、AI関連の処理などです。
特にGPU性能を大量に使用する作業では、M4 Maxの32コアまたは40コアGPUが大きな意味を持ちます。
例えば高解像度の動画を編集したり、複数の映像素材を同時に扱ったり、3Dデータをレンダリングしたりする場合です。
こうした作業では、パソコンの処理能力が不足するとプレビューが重くなったり、書き出しに時間がかかったりします。
M4 Maxは、そうした高負荷作業をできるだけ快適に進めたいプロユーザー向けのチップと言えるでしょう。
M4 ProとM4 Maxのスペックを比較

M4 ProとM4 Maxの違いを理解するためには、スペックを比較すると分かりやすくなります。
| 項目 | M4 Pro | M4 Max |
|---|---|---|
| CPU | 最大14コア | 最大16コア |
| GPU | 最大20コア | 最大40コア |
| Neural Engine | 16コア | 16コア |
| メモリ帯域幅 | 最大273GB/s | 最大546GB/s |
| ユニファイドメモリ | 最大64GB | 最大128GB |
| SSD | 最大4TB | 最大8TB |
| Thunderbolt | Thunderbolt 5 | Thunderbolt 5 |
| 主な用途 | 動画編集・写真編集・開発など | 高度な映像制作・3D・AIなど |
M4 ProとM4 Maxの最大の違いは、GPU性能とメモリ帯域幅、そして搭載できるユニファイドメモリ容量です。
M4 Maxは最大40コアGPU、最大546GB/sのメモリ帯域幅、最大128GBのユニファイドメモリに対応します。
一方、M4 Proは最大20コアGPU、最大273GB/s、最大64GBとなっています。
そのため、CPU中心の作業だけならM4 Proで十分なケースが多く、GPUを多用する作業ほどM4 Maxのメリットが大きくなります。
ここはM4 ProとM4 Maxを選ぶうえで非常に重要なポイントです。
M4 Pro・M4 Max MacBook Proはどれくらい高性能なのか?

M4 Pro・M4 Max MacBook Proの性能を考えるとき、「M4より何倍速いのか」だけで判断するのはおすすめできません。
パソコンの性能は、使用するアプリケーションや処理内容によって大きく変わるからです。
しかし、AppleがM4 Proについて発表した内容を見ると、M4世代ではCPU性能だけでなくGPU性能やメモリ帯域幅なども強化されています。
M4 ProはM4より高速なCPUコアを備え、最大20コアGPUによってグラフィックス処理能力も向上しています。
さらにM4 MaxではGPUコア数が最大40コアまで増え、メモリ帯域幅も最大546GB/sまで拡大します。
つまり、M4 ProとM4 Maxは「ちょっと性能が高いMacBook Pro」ではありません。
高負荷な作業を長時間行うことを前提にしたMacBook Proと考えたほうが分かりやすいでしょう。
Thunderbolt 5に対応しているのも魅力

M4 Pro・M4 Max MacBook Proでは、3基のThunderbolt 5ポートを搭載しています。
Thunderbolt 5は最大120Gb/sの転送速度に対応し、USB 4やDisplayPortにも対応しています。
この性能は、一般ユーザーには少し分かりにくいかもしれません。
しかし、外付けSSDを使用して大量の動画データを扱う人や、複数の外部ディスプレイを接続して作業する人にとっては重要なポイントです。
例えば動画編集をする場合、内蔵SSDだけでなく外付けSSDに大量の素材を保存することがあります。
データの読み書き速度が重要になるため、高速なThunderbolt 5は制作環境を構築するうえで大きなメリットになります。
MacBook Proを単体で使うだけではなく、外部ディスプレイや高速ストレージを接続してデスクトップ環境のように使いたい人にとって、M4 Pro・M4 Maxモデルは非常に魅力的です。
Liquid Retina XDRディスプレイも魅力

M4 Pro・M4 Max MacBook Proは、14インチと16インチのモデルが用意されています。
どちらもLiquid Retina XDRディスプレイを搭載し、最大120HzのProMotionに対応しています。
さらに、12MPセンターフレームカメラ、SDXCカードスロット、HDMIポート、MagSafe 3なども搭載しています。
特にクリエイターにとっては、ディスプレイ性能が重要です。
写真や動画を編集する場合、単純に画面が大きければよいわけではありません。
明るさやコントラスト、色の再現性なども重要になります。
Liquid Retina XDRディスプレイを搭載したMacBook Proは、写真や動画を確認しながら作業したいユーザーに適したディスプレイ環境を提供します。
また、120HzのProMotionによって画面スクロールなども滑らかに表示できます。
長時間MacBookを使用する人にとって、こうした表示品質の高さは作業環境の満足度にもつながります。
M4 ProとM4 Maxのバッテリー性能
高性能なパソコンでは、性能を上げるほどバッテリー駆動時間が短くなるのではないかと心配になる人もいるでしょう。
M4 Pro・M4 Max MacBook Proは、チップの性能だけでなく電力効率も重視されています。
14インチモデルの場合、M4 Proは最大22時間のビデオストリーミング、最大14時間のワイヤレスインターネット利用に対応します。
M4 Maxでは最大18時間のビデオストリーミング、最大13時間のワイヤレスインターネット利用とされています。
もちろん、実際の駆動時間は使用するアプリや画面の明るさなどによって変わります。
特に動画編集や3DCGなどの高負荷作業では消費電力が増えるため、公称値どおりの駆動時間になるとは限りません。
それでも、これほど高い処理性能を持つノートパソコンでありながら、長時間のバッテリー駆動に対応していることは大きな魅力です。
M4 Pro・M4 Max MacBook Proの価格

M4 Pro・M4 Max MacBook Proは、高性能なチップを搭載しているため価格も高くなります。
発売時の日本国内価格では、14インチのM4 Proモデルが328,800円から、16インチのM4 Proモデルが398,800円から設定されていました。
M4 Maxについては、メモリやSSD容量などを含めて構成によって価格が大きく変わります。
また、現在は後継となるM5 Pro・M5 Max搭載MacBook Proが発売されているため、M4 Pro・M4 Maxモデルを購入する場合は、販売店の在庫価格や整備済製品、中古価格なども含めて検討する価値があります。Appleは2026年3月にM5 Pro・M5 Max搭載MacBook Proを発売しています。
そのため、現在M4 Pro・M4 Maxを選ぶのであれば、「最新だから買う」のではなく、価格と性能のバランスを見ることが重要です。
M4 Pro MacBook Proはどんな人におすすめ?
M4 Proは、M4 Maxほどの極端な性能までは必要ないものの、標準M4より高い処理性能が欲しい人に向いています。
例えば、次のような人です。
本格的に動画編集をする人
4K動画を編集したり、複数の映像素材を扱ったりする人にはM4 Proの性能が活きてきます。
特に動画編集を仕事として行う人の場合、書き出し時間を短縮できることは作業効率に直結します。
写真編集を本格的に行う人
高解像度の写真を大量に扱う場合や、複数の画像編集ソフトを同時に使う場合にもM4 Proの性能が役立ちます。
プログラミングをする人
大規模なプロジェクトを扱う開発者や、仮想環境、コンテナ、複数の開発ツールを同時に使用する人には、M4 ProのCPU性能と大容量メモリが魅力になります。
ブログ以外の作業も一台で行いたい人
ブログ執筆だけなら標準M4でも十分ですが、画像編集や動画制作、プログラミングなども一台で行いたい人ならM4 Proを選ぶ意味があります。
M4 Max MacBook Proはどんな人におすすめ?
M4 Maxは、さらに用途が限定されます。
Web閲覧や文書作成だけを目的にM4 Maxを購入する必要はほとんどありません。
M4 Maxを検討したいのは、パソコンの性能そのものが仕事の生産性に直結する人です。
例えば、高解像度動画を大量に編集する映像クリエイター、3DCG制作者、ゲーム開発者、AI関連の処理を行うエンジニアなどです。
M4 Maxは最大40コアGPU、最大128GBのユニファイドメモリ、最大546GB/sのメモリ帯域幅に対応します。
このため、大容量データを扱ったり、GPUを大量に使用したりする作業ではM4 Proとの差が出やすくなります。
逆に言えば、GPU性能をほとんど使わない作業ならM4 Maxを選んでも、その性能を十分に活かせない可能性があります。
M4 ProとM4 Maxはどちらを選ぶべき?

M4 ProとM4 Maxで迷った場合、基本的には自分の作業でGPU性能とメモリ容量をどこまで必要とするかを考えることが重要です。
一般的なクリエイティブ作業なら、M4 Proでも十分な性能を持っています。
動画編集、写真編集、プログラミングなどを本格的に行いたい人であれば、まずM4 Proを検討するとよいでしょう。
一方、3DCGや高度な映像制作、GPUを大量に使用する処理などを行う場合はM4 Maxが候補になります。
特に128GBのユニファイドメモリが必要になるような用途では、M4 Maxを選ぶ意味が大きくなります。
つまり、
M4 Pro=高性能を必要とするクリエイター・開発者向け
M4 Max=最高クラスの処理性能を必要とするプロユーザー向け
と考えると分かりやすいでしょう。
初心者にM4 Pro・M4 Max MacBook Proは必要?

ここは非常に重要なポイントです。
結論から言えば、MacBookを初めて購入する初心者にM4 ProやM4 Maxが必須というわけではありません。
Web閲覧、動画視聴、ブログ執筆、文書作成、メール、簡単な画像編集程度であれば、標準のM4でも十分な性能があります。
むしろM4 ProやM4 Maxを購入すると、本体価格が高くなります。
初心者であれば、M4 ProやM4 Maxに予算を使うより、SSD容量やメモリ容量、外部ディスプレイなど、自分の使い方に直接関係する部分へ予算を振り分けたほうが満足度が高くなる可能性もあります。
ただし、最初から動画編集やプログラミングを本格的に行う予定なら話は変わります。
「今は初心者だけど、仕事で動画編集を始める」
「これから本格的にプログラミングを勉強する」
「AIや3DCGなど高負荷な作業に挑戦する」
このような場合は、M4 Proを選ぶことで長く使える環境を作りやすくなります。
まとめ|M4 Pro・M4 Maxは高負荷作業に強いMacBook Pro
M4 Pro・M4 Maxを搭載したMacBook Proは、標準のM4モデルよりさらに高い処理性能を求めるユーザー向けのMacです。
M4 Proは最大14コアCPU、20コアGPU、最大64GBのユニファイドメモリに対応し、動画編集、写真編集、プログラミングなど幅広い高負荷作業に対応できます。
M4 Maxは最大16コアCPU、40コアGPU、最大128GBのユニファイドメモリ、最大546GB/sのメモリ帯域幅に対応し、より高度な映像制作や3DCG、AIなどの処理に向いています。
また、M4 Pro・M4 MaxモデルはThunderbolt 5にも対応しているため、高速な外付けSSDや外部ディスプレイを組み合わせた本格的な制作環境を構築できる点も魅力です。
ただし、性能が高ければ高いほど良いというわけではありません。
ブログ執筆やWeb閲覧が中心なら、標準M4でも十分でしょう。
一方で、動画編集、写真編集、プログラミングなどを本格的に行うならM4 Proが有力候補になります。
そして、3DCGや高度な映像制作、GPUを大量に使用する処理など、さらに高い性能を必要とする人にはM4 Maxが向いています。
M4 ProとM4 Maxのどちらを選ぶかで迷ったら、「一番高性能なMacBookを買う」のではなく、「自分の作業でどこまでの性能が必要なのか」を考えることが大切です。
現在はM5 Pro・M5 Max世代も登場しているため、M4 Pro・M4 Maxを購入する場合は、価格が下がった旧世代モデルを狙うという考え方もできます。特にM4 Proは性能と価格のバランスを重視するユーザーにとって、今後も比較対象になりやすいモデルです。

