「2025年モデル」キャノンデールSuperSix EVOにスラムの新型AXSを搭載した完成車が登場
Cannondale SuperSix EVO × 新型SRAM AXS

主なスペック特徴(SRAM Force AXS/Rival AXS搭載グレード共通)
- エアロ×軽量融合型フレーム(第4世代EVO)
フレーム重量は約770g(56サイズ)、空力は前世代比で**ドラッグ12W低減(45km/h走行時)**という驚異的スペック。 - スラム新型 AXS(ForceまたはRival)12速無線電動コンポーネント搭載。反応性・整備性に優れ、操作は直感的。
- HollowGram R-Sホイール+Vision一体型ステム(モデルにより異なる)
完成車レベルで“空力完成形”が構築されており、後からのアップグレード不要の完成度。
SuperSix EVO の魅力
1|「軽い」ではなく「軽く走れる」:実走で感じる慣性の最適化
EVOの真骨頂は、単純な数値以上に「踏み出しの軽さとスムーズな加速」のバランス。特にSRAMのForce AXSと組み合わせた場合、シャープかつトルク感のある変速がペダルの入力に直結し、「漕いだ分だけ伸びる」走行フィールを生みます。
これは剛性バランスの最適化によるもので、“数字ではなく感覚で速さを証明する”バイクだと言えます。
2|「登れるエアロバイク」は幻想じゃない
第4世代EVOは、明らかにヒルクライム性能を捨てていないエアロバイクです。
風洞で磨いた翼断面チューブを採用しつつ、BSAのねじ切りBB+低重心設計により、登坂時でもライダーのトルクをしっかり受け止める。“ダンシングでリアが逃げない”という点で、軽量クライマーにも愛される理由がここにあります。
3|「Force AXS搭載車=レース専用」ではない
新型Force AXS(E1)は、変速の剛性感を強化しつつ、レバー形状が自然になったことで日常でもストレスなく使えると思います。
SuperSix EVOがこれを搭載することで、「仕事終わりのナイトライドでも、週末のヒルクライムでもバイクが常に応えてくれる」という、“実用性のあるレーサー”に仕上がっています。
4|“手を入れなくても完成されたパッケージ”という強み
他ブランドの完成車では、ホイールやステムなどが「グレード下げでコスト調整される」こともあるが、EVOは違います。
HollowGramホイールやVisionステムなどの装備が、「このまま走っても満足できる」完成度で提供されている。これは、ユーザーにとって“買い足し地獄からの解放”を意味すると思います。
どんなサイクリストにおすすめか?
| 特徴を求める人 | SuperSix EVOはこう応える |
|---|---|
| レースにも出たいが、普段も乗りたい | 毎日使える“高速通勤レーサー”にもなる軽量万能機 |
| 空力と軽さ、どちらも妥協したくない | 両方をバランスよく融合した次世代設計 |
| 初めてのワイヤレス電動に挑戦したい | SRAM Rival/Force AXSでストレスフリーかつ整備簡単 |
| ヒルクライム、ロングライド、クリテもしたい | 全地形に対応できるフレームジオメトリと剛性調整 |
まとめ

SuperSix EVO × SRAM 新型AXS(Force or Rival)は、「今、自転車に求められる多様な性能」を最も自然な形で融合させた現代のロードレーサーです。
- 乗ればわかる「軽さの意味の違い」
- 漕げばわかる「風との戦いの少なさ」
- 下ればわかる「剛性が生む安心感」
- そして変速すればわかる「未来の機械の快適さ」
こうした“直感に訴える性能”を体験できるモデルであり、数値を超えた満足感を得たいサイクリストにこそふさわしいバイクです。

