「2025年モデル」キャノンデールのSynapseにスラムの新型AXSを搭載した完成車が登場

はじめに
キャノンデールのSynapse(シナプス)は、もともと“エンデュランスロード”の象徴としてロングライダーに愛されてきました。
今回新型SRAMコンポーネント(Rival AXS/Force AXS)搭載モデルの登場によって単なる「快適志向バイク」から“知的に選ばれた万能機”へと進化しています。
今回はそんな最新のSynapseの特徴と魅力をまとめました。ぜひ最後までご覧ください。
Cannondale Synapse × SRAM Rival / Force AXS

今回のCannondale Synapseは「安全・快適・電動変速」すべてを兼ね備えた現代的エンデュランスロードバイクです。
主な特徴(共通仕様)
- フレーム素材:Synapse Carbon(Proportional Response設計)
サイズごとに剛性と柔軟性が最適化され、軽量で長時間の快適性に優れる。 - タイヤクリアランス最大35mm(公式)/実質40mm近く対応可能
パヴェ、林道、グラベルの入口まで踏み込める懐の深さ。 - SmartSenseシステム搭載(モデルにより異なる)
ライト・レーダー・バッテリーが連動し、安全性と管理のしやすさが飛躍的に向上。 - 新型SRAM Rival AXS / Force AXS 12速ワイヤレス電動変速搭載モデルあり
完全無線でケーブル類がなく、メンテナンス性・見た目・反応性すべて向上。
1|「快適=甘やかし」ではない、“疲労を抑えながら速く走れる設計”
Synapseはただ柔らかくして快適にするのではなく、身体に伝わる「無駄なストレス」を排除することで“脚が残る”設計思想を持っています。
これは特にForce AXSのような精密な変速システムと組み合わせたときに顕著で、「身体は省エネなのに、いつのまにか速いペースを維持できている」という“知的走行体験”を提供してくれます。
2|SmartSense搭載モデル=「安全装備が標準化された未来型バイク」
キャノンデールは、他社に先駆けて前後ライト+レーダー+センサーを統合管理するSmartSenseシステムを開発しています。
これはSynapseにおいてただのオプションではなく、「安全性も設計思想の一部」として一体化されている点が革新的な特徴です。
Garminとの連携により、後方からの車両接近をレーダーで検知 → 自動点滅&アラート通知をしてくれます。つまり、Synapseは単なる“ロードバイク”ではなく、“スマートモビリティ”としての意識を先取りした設計になっているのです。
3|SRAM Rival AXSとの相性が「価格を超える完成度」
Rival AXSはForceやRedと共通の12速電動ワイヤレス機構を持ちながら、コストパフォーマンスに優れた軽量モデルです。そんなコンポーネントがSynapseに搭載されることで、「高性能なのに、気負わず使える電動バイク」として、非常に高い完成度を誇っています。
しかも、機械式と違って手が疲れにくく、信号や渋滞でのストップ&ゴーでも快適さが持続するのも特徴です。これは、都市部や峠、ロングライドでの細やかな操作性が求められる場面でこそ光るポイントでしょう。
4|“レース以外のすべて”に応える1台
Synapseはレース専用設計ではありませんがレース以外のあらゆるロード用途、例えば、
- 通勤・通学
- ロングライド(100km以上)
- 軽いグラベルや林道
- ナイトライド
- 交通量の多い都市部での安全な走行
こうしたシチュエーションに対し、高い汎用性と持続的な快適性、安全性を提供してくれるはずです。
そんなSRAM Rival / Force AXSを搭載したSynapseは間違いなく、オールマイティに使えるロードバイクとなっています。
どんなサイクリストにおすすめか?

性格・用途タイプ | Synapseはこう応える |
---|---|
ロングライド派(100km以上) | 疲労軽減・安定感・安全機構で安心して走り切れる |
初心者〜中級者で初の電動バイクを検討 | Rival AXS搭載モデルは価格と性能の両立で最適 |
雨天・夜間・都市部などの実用性重視 | SmartSenseで見通しと周囲確認もサポート |
グラベル・ツーリングもしたい派 | ワイドタイヤ対応で軽グラベル〜冒険ライドにも◎ |
メカの手入れに自信がない | 完全無線・シンプル設計でメンテが楽&美しい |
まとめ|Synapse × SRAM新型コンポは“賢い人のためのロードバイク”

キャノンデールのSynapseは、SRAMの新型コンポーネントと融合することで
- 疲れにくさ
- 速さ
- 安全
- スマートな見た目
- メンテナンス性
これらをすべて高いレベルで成立させた、まさに「頭のいい選択」と言えるでしょう。
「スピードを楽しみたいけど、身体や日常への負担は最小にしたい」
「ちゃんと走れるけど、無理しないスタイルを大切にしたい」
そんな“現代のリアルサイクリスト”にぴったりのバイクです。