「レビュー」iPad mini 6とiPad Air 4、二つのサイズが違うiPadを使って感じたこと
はじめに:どちらも甲乙つけ難い、サイズの違うiPadたち
結論から言ってしまうと、どちらも使用用途によって快適性が違うので、甲乙つけ難いと言うのが私が使用してみて感じた素直な感想です。
例えば、自宅などで腰を据えて動画を見たり、ネットサーフィンをしたり、読書したりといった場面では、10.9インチのiPad Airが快適でした。
逆に、出かける日などはiPad miniの方がサイズも小さいので、小さなボディバッグにも入り、電車の中でも人目を気にせず使用できます。
そんな甲乙つけ難い両モデルは、どちらか一方だけだと気づかない魅力に溢れていました。
私が使用しているiPadの性能比較表
| 項目 | iPad mini 6 | iPad Air 4 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2021年 | 2020年 |
| チップ | A15 Bionic(6コアCPU / 5コアGPU) | A14 Bionic(6コアCPU / 4コアGPU) |
| RAM | 4GB | 4GB |
| 画面サイズ | 8.3インチ Liquid Retina | 10.9インチ Liquid Retina |
| 解像度 | 2266 × 1488 | 2360 × 1640 |
| リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz |
| 表示技術 | True Tone / P3 / フルラミネーション | True Tone / P3 / フルラミネーション |
| Touch ID | トップボタン内蔵 | トップボタン内蔵 |
| メインカメラ | 12MP(広角) | 12MP(広角) |
| フロントカメラ | 12MP 超広角(Center Stage対応) | 7MP(Center Stage非対応) |
| スピーカー | 横向きステレオ | ステレオスピーカー |
| コネクタ | USB-C | USB-C |
| 5G対応 | 対応 | 非対応(4G LTEまで) |
| Apple Pencil | 第2世代対応 | 第2世代対応 |
| Magic Keyboard | 非対応 | 対応(Magic Keyboard / Smart Keyboard Folio) |
| 重さ | Wi-Fi: 293g/Cellular: 297g | Wi-Fi: 458g/Cellular: 460g |
| バッテリー | 約10時間 | 約10時間 |
| カラー | ピンク / パープル / スペースグレイ / スターライト | シルバー / スペースグレイ / スカイブルー / ローズゴールド / グリーン |
| 価格帯(発売時) | ¥59,800〜 | ¥62,800〜 |
表を見てもらったらわかる通り、スペックはややminiの方が上です。
ですが、私が両方使った経験になってしまいますが、両者のモデルに大きな差があるかと言われればそうでもなく、どちらも快適に使用できています。
やはり、決め手となるのは自分がどういったシチュエーションで使用することが多いのかによるかと思います。
どちらも優れているが用途が違った
先に言ってしまうと、どちらかがどちらも担える。ではなく、どちらもそれぞれ役割が違う。というのが結論です。
見易さ、作業のしやすさに軍配が上がる10.9インチiPad Air
作業のしやすさはなんと言っても画面サイズの大きいAirの方が良いです。
表示される情報も多いですし、動画などを見ていてもとても没入感があります。
また、Magic Keyboardのようなフルサイズのキーボードを使用できる点も魅力の一つでしょう。
miniでもキーボードでの作業はできなくもありませんが、やはり画面が小さいので、バランスも悪く、売られているキーボードも特殊なものが多いです。
このような点からも、Airの方が見易さ、作業のしやすさに軍配が上がります。
持ち運びやすさ、コンパクトさに軍配が上がるiPad mini
一方で取り回しのよさに定評があるのはminiの方です。
特に、電車での移動中などでもバッグからさっと取り出すことができ、本体も軽いので、片手でネットサーフィンなども行えます。
そして肝心の画面の見やすさですが、確かにAirなどを使った後では窮屈に感じましたが、すぐに慣れてしまうので、やはり、持ち出すことの多い人にはminiは絶妙なサイズ感と言うことになるでしょうね。
まとめ
どちらも優れているipadであることは間違いありません。
繰り返しになってしまいますが、自身の作業用途、持ち運びの回数などで決まってくると感じています。
もし、この記事を読んでくださっているあなたが、iPadのサイズ選びで迷っているなら、Apple Storeや家電量販店などで実機を確かめて、なんとなくでも良いので、使っている姿をイメージすることをおすすめします。
