はじめに
今回はフルクラムのハイエンドディスクホイールを7つご紹介いたします。
フルクラムホイールの特徴
フルクラムはイタリアの老舗自転車部品メーカー、カンパニョーロの伝統を引き継ぎ2004年に創業したホイールに特化した姉妹ブランドです。
カンパニョーロの優れた技術力をベースにしながらもホイールに特化する事で、今や初心者からハイアマチュア、はたまたトップ選手までにも愛される世界屈指のメーカーとなっています。
シリーズ別フルクラムホイールの特徴
スピードシリーズ(SPEED)
このシリーズはプロ選手も開発に関わるトップグレードシリーズです。
チューブラー対応カーボンホイールのみならずクリンチャー対応モデルも用意してあるのが特徴で圧倒的な走行性能を誇っています。
ちなみにリムハイトは40mmと55mmですの二つが用意されています。
レーシングシリーズ(RACING)
アルミホイールの最高峰とも言えるレーシングゼロはあまりにも有名で多くのサイクリストに高い人気と評判を持つレーシングシリーズ。
エントリーグレードからミドルグレード、ハイエンドグレードまで幅広いラインナップが魅力的なこのシリーズは高い剛性を誇っており、そのおかげで優れた加速力と推進力を持ち合わせたホイールが多いです。
ウィンドシリーズ(WIND)
トライアスロンやTTレースなどで大切な優れた空力性能を追い求めたシリーズが、このウィンドシリーズです。
高い剛性と空力性能を有しているのが特徴で平坦はもちろんのこと、オールラウンドに使えるその性質からヒルクライムなどの山岳レースでも使用可能です。
フルクラム ハイエンドディスクブレーキホイール おすすめ7選!最高峰の走りを!
SPEED 25+
フルクラムホイールの最高峰モデルである証のプラスを名乗るこのSPEED 25+は最軽量ロープロファイルホイールとしてラインナップされています。
リムにフルクラム独自のカーボン素材、FF100ミックスカーボンファイバー&レンジとDIMFを採用。これによってリム部分が軽量になることで高い回転性能を実現させています。
また、26mmのローリムハイトを採用しているおかげで横風の影響も受けにくく、軽快な走りを実現させ、街中などのストップアンドゴーやアップダウンの激しいコースの走行など、さまざまなシチュエーションにも対応可能です。
個人的にはクリテリウムレースなどでも真価を発揮するホイールだと感じました。
ハブにはカップ&コーンシステムのCULTセラミックベアリングを採用しており高い回転のスムースさとなめらかな走行性能を実現しています。この技術はフルクラムホイールのハイエンドモデルの特徴でもあり、フルクラムが自信を持って採用しているテクノロジーでもあります。
そんなSPEED 25+の気になる重量はわずか1270gととても軽量に仕上がっており、特に登坂でアドバンテージを得られるホイールです。
価格:509,300
重量:1270g
タイヤタイプ:クリンチャー&チューブレス
SPEED 57
この新型SPEEDホイールは、新設計のリムとハブ、スポークを採用、組み合わせており、従来のリムハイト40mmや50mmよりわずかにを上げ、内幅を23mmに拡大、頂点部のアールも大きくなっています。
新しいワイドリムは28mmのタイヤとの相性も抜群で高速走行時でも高い安定性と路面追従性を実現させています。
風洞実験により従来の19mmリム幅と比較してエアロダイナミクスが10%向上することがわかっており、特別な研究プロジェクトとフルクラムが謳う実験ではリムハイトが上がったにも関わらずハンドリング性能も最大17%改善されているそうです。
高い走行性能とスピード維持性能、そしてハンドリングを持ち合わせるこのSPEED 57は少しでも速く愛車を走らせたいライダーにおすすめしたいホイールです。
価格:446,600
重量:1495g
タイヤタイプ:クリンチャー&チューブレス
SPEED 42
この新型SPEEDホイールは、新設計のリムとハブ、スポークを採用、組み合わせており、従来のリムハイト40mmや50mmよりわずかにを上げ、内幅を23mmに拡大、頂点部のアールも大きくなっています。
新しいワイドリムは28mmのタイヤとの相性も抜群で高速走行時でも高い安定性と路面追従性を実現させています。
風洞実験により従来の19mmリム幅と比較してエアロダイナミクスが10%向上することがわかっており、特別な研究プロジェクトとフルクラムが謳う実験ではリムハイトが上がったにも関わらずハンドリング性能も最大17%改善されているそうです。
このSPEED 42は、バランスのよいリムハイトのおかげで横風からの影響が少ないなど、より扱いやすく万人におすすめできるホイールであると同時に、走行性能も妥協したく無いサイクリストやレース志向の高いライダーにも是非ともおすすめしたいホイールです。
価格:446,600
重量:1410g
タイヤタイプ:クリンチャー&チューブレス
SPEED 25
この新型SPEED25ホイールは、フルクラムが持つ最高峰のテクノロジーを惜しみもなく投入したローリムハイト超軽量ホイールです。
超軽量ながらも左右対称のフロント・リムと左右非対称のリア・リムのおかげで空力性能考慮させており、エアロダイナミクスと軽量性のバランスが最適化されたホイールとなっています。
21mmのインナーリム幅採用とUSBセラミック・ベアリングをハブに搭載することによって、高い回転性能と走行性能、操作性を実現させています。まさしく街中から山岳地帯まで一日かけて走り回るようなサイクリングにぴったりなホイールだと思います。
気になる重量はわずか1285gとさすが軽量ホイールと謳っているだけあります。ただ軽いだけのホイールは所詮それまでですが、このSPEED25は、軽さ以外の性能を犠牲にしていないどころか高い走行性能をも持ち合わせたホイールであり、1セットは持っていても困ることのないホイールです。
価格:431,200
重量:1285g
タイヤタイプ:クリンチャー&チューブレス
WIND 57
フルクラムの最高峰ホイールシリーズ、SPEEDのテクノロジーをしっかりと受け継ぎ、より扱いやすく改良を加えたこのWIND 57は、従来のモデルからハンドリング性能は22%、反応性は10%向上させています。
このWINDシリーズはFFミックスを採用し、従来のモデルと比較して平均100gの軽量化を実現、また、リムのデザインはSPEEDシリーズと同等にしつつ使用するカーボンファイバーを変更することによって、より安価な価格を実現させつつも高い走行性能を誇ります。
高いリムハイトのおかげで高速巡行時の空気抵抗を大幅に削減でき、一度スピードに乗ってからの速度維持も容易です。
タイヤとのフィット感もよく考えられており、適切なフィット感を実現させるためにタイヤとの接触面を艶やかに仕上げることによって、高い路面追従性も魅力的なホイールとなっています。
先述の通り、高いリムハイトのおかげで高速での巡行を得意としており、平坦で高い走行性能を発揮する魅力あふれながらも少し尖った性質を持つホイールだと思います。
価格:270,600
重量:1585g
タイヤタイプ:クリンチャー&チューブレス
WIND 42
フルクラムの最高峰ホイールシリーズ、SPEEDのテクノロジーをしっかりと受け継ぎ、より扱いやすく改良を加えたこのWIND 57は、従来のモデルからハンドリング性能は22%、反応性は10%向上させています。
このWINDシリーズはFFミックスを採用し、従来のモデルと比較して平均100gの軽量化を実現、また、リムのデザインはSPEEDシリーズと同等にしつつ使用するカーボンファイバーを変更することによって、より安価な価格を実現させつつも高い走行性能を誇ります。
このWIND 42は、WIND 57ほどの高いリムハイトを持っていませんが、それでも高速巡行時の空気抵抗削減を可能としており、また、その絶妙なリムハイトのおかげで登坂性能も持ち合わせています。
全体的にバランスが良く、さまざまなシチュエーションで活躍できるオールラウンドなホイールです。
WIND 57と同様に適切なフィット感を実現させるためにタイヤとの接触面を艶やかに仕上げることによって、高い路面追従性を実現させたホイールです。
価格:266,200
重量:1510g
タイヤタイプ:クリンチャー&チューブレス
RACING ZERO CARBON DB
このRACING ZERO CARBON DBには、新たに専用設計されたオーバーサイズ・アルミ・ドライブサイド・フランジやUSBセラミックベアリング、特別なダブルパテッドスポークなどさまざまなテクノロジーが惜しみもなく搭載されています。
それによって優れた剛性と高い反応性、走行性能を可能としており、これさえ所有しておけばレースから普段のサイクリングまでさまざまな使い方が出来るホイールです。
軽量ながらも高い耐久性を持っており、ガシガシ扱えるカーボンホイールとして重宝すること間違いなしなホイールです。
30mmリムハイトと超高弾性のT800 UDカーボンを採用したリムは、必要十分な空力性能と剛性を実現させており、マルチに活躍できるホイールとなっています。
価格:370,700
重量:1450g
タイヤタイプ:クリンチャー&チューブレス
さすがはフルクラム!多種多様なラインナップが魅力的
今回はフルクラムのハイエンドディスクホイールを7つご紹介いたしました。
さまざまなシチュエーションにも対応できるよう多種多様なラインナップが用意されており、そのどれもが高性能で魅力的なモデルでしたね。
あなたはどのモデルが気になりましたか?
どれを選んでもあなたの愛車をカッコよくパワーアップしてくれること間違いなしです。