はじめに
筆者は、ジャイアントのロードバイクのメインコンポをSRAM RED (10s) にカスタムしています。
かれこれ、1年以上使用しているので、使用感はバッチリ体に染み込んでいます。
今回はそんな筆者が使っている SRAMのコンポーネントについて、軽くレビューをご紹介すると同時に、魅力などお伝えできたらなと思います。
現在のラインナップ
RED eTap AXS
FORCE eTap AXS
Rival eTap AXS
↑12s ここまでが電動コンポーネント
Red eTap 11s (ディスク、リム)
Force22(ディスク、リム)
Rival 22(ディスク、リム)
↑11s
シマノとの比較、違い
シマノコンポとの違いとして、やはり価格面では劣ります。しかし、それはあくまで同じくらいの性能を持ったグレードと照らし合わせた時に限るはずです。
確かにシマノのコンポーネントは、どれも性能が高く、きっちりメンテナンスを行なっていれば、たとえクラリスであってもしっかりと変速してくれます。←これとても大事。
SRAMの場合は使用していて、多少のもたつきがほんの一瞬ですがあるように感じます。
ポイント
シマノ→性能><価格><軽量性←SRAM
『SRAM』1年以上使用したRED10sのレビューと魅力をご紹介!
1.SRAMは圧倒的に軽い!
SRAMのコンポーネントは、どのラインナップも一部モデルを除いて、とても軽量です。
特にハイエンドモデルのREDに関しては、総重量2000g以下です。
これはクライマーにとっても大きなアドバンテージになるはずです。
2.ダブルタップレバーの操作感が気持ちいい
ダブルタップレバーとは、シマノのようにブレーキレバーとシフトレバーでシフトの上げ下げをするのではなく、ブレーキレバーとシフトレバーが独立しており、ブレーキレバーの内側のレバー1つでシフトチェンジをします。
この操作がなんとも独特で、カチッ、カチッ、と変速します。
結構慣れが必要ではあるのですが、とても官能的で、何度でも変速したくなってしまいます笑
3.かっこいい(特にアメリカンブランドとの相性抜群!)
筆者はアメリカとは地理的に程遠い、台湾ブランドのジャイアント乗りなのですが、はっきり言って、見た目がめっちゃかっこいいです。
これは個人的に、シマノでもカンパニョーロでも合うメーカーだからかなあ、なんて思ったりもしているのですが、もしこれが、TREKやキャノンデールなどのアメリカンブランドなら、なおさらかっこよいとも思います。
やはり、ロードバイクや他のスポーツバイクにも言えることですが、トータルでのバランスの良さが、愛車をより一層引き立てることがあると思います。
RED 10sのレビュー
さて、肝心のRED 10sですが、まず大前提としてこまめにショップさんでメンテナンスを行なってもらってます。
(自分ではできないので。。。)
その上での使用感ですが、
ダブルタップはとても楽しい!です。
もっと細かく言うと、シマノを使用していた時とは全く違う感覚、気持ちよさ、官能性が楽しめます。
そして肝心の変則性能ですが、ひと昔もふた昔も前のモデルなのですが、フロントもリアも、かちっかちっと気持ちよく、決まってくれます。
おそらく今の現行モデルは更に性能が良いので、もっと扱いやすいのは想像しやすいと思います。
クランクの剛性も、筆者には必要十分以上ありますし、踏み込んだ力は十分に伝わっている感じがします。
ブレーキレバーのブラケットも握りやすく、ブレーキングもしっかりと行えます。
10sの問題についてですが、まあ、筆者のような、サイクリングメインなら、正直問題はありません。それよりも、車体が軽いことの方が、大きなメリットとなっています。
まとめると
・旧式でもしっかりとした変則性能を味わえる
・操作感が気持ちいい
・剛性も必要十分
・とにかく楽しい
といった感じでしょうか。
サイクリングなら、必要十分以上、なんなら、軽量性を生かして、ヒルクライムレースも出れそうです。(まあ10sですが・・・)
なんとも言えない魅力を持ったコンポ
SRAMはシマノとカンパニョーロどちらにもない魅力を持ったコンポーネントです。
性能とコスパのシマノ
高級で憧れのカンパニョーロ
そして、
颯爽とMTBからやってきた軽量性のSRAM
みんなそれぞれ得意なことが違い、その分奥深いです。
SRAMはその中でも特に異端児だと個人的に感じています。
プロの世界でも認められているこの異端児は、使えば使うほど、愛着の枠とても魅力あふれるメーカーだと、きっと皆さんも気づくはずです。